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秋のGIシリーズ第5弾エリザベス女王杯(15日、京都)の追い切りが11日、行われた。滋賀・栗東トレセンではブエナビスタがCWコース6ハロン85秒3、ラスト1ハロン11秒8をマーク。激しい雨、重くなった馬場を平然と疾走し、2冠牝馬の風格を感じさせた。3着降着となった秋華賞の雪辱、さらに3歳牝馬初のGI4勝へ-。記憶、そして記録に残る強さを見せつける!
悪路を力強く駆け抜けた。ブエナビスタが最終追い切りで抜群の瞬発力を見せ、2冠牝馬の復権を強烈にアピールした。
10日夕方から降り続いた雨は、馬場開門の11日午前7時には一段と勢いを増していた。他の陣営は馬場状態を考慮してコース変更などで対応したが、ブエナは普段通りCWコースへ。風格のある姿で、アドマイヤマジン(牡5、1600万下)、フロムジオリエント(牡3、1000万下)を目標にゆったりとスタート。直線までは鞍上との呼吸を合わせるように、ゴーサインを待っているようだった。
残り300メートルあたりで肩ムチが1発入ると、黒鹿毛の体からパワーが弾け飛ぶ。クビをグイッと下げて戦闘モードに突入だ。さらにステッキが2発入ってビッシリ追われたところがゴール。6ハロン85秒3、3ハロン40秒0-11秒8(強め)と、最後の伸びは秋華賞の最終追い切り以上だ。
「秋華賞の追い切りは、馬がゴチャゴチャしていてラストの伸びに影響したかもしれんな。それに比べて今回はスムーズに走っていたし、デキもいい。中間の調整過程も追い切りの動きも不安はない」
松田博資調教師は自信に満ちた表情だ。前走時は3コーナー入り口で馬が密集して少し気を使っていた分、本来の伸びを欠いたようにトレーナーは感じた。今回は動き、状態とも文句なしだ。
前走の秋華賞を優勝していれば、1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブに次ぐ史上3頭目の牝馬3冠の達成だった。しかし、クビ差2位入線でまさかの3着降着。ファンの期待を大きく裏切る形となった。
「とにかくスムーズな競馬をしてくれればそれでいい。みんなが納得する競馬なら文句ないやろ」と松田博師は安藤勝己騎手に全てを委ねる。前走で他馬の進路を妨害したとして4日間の騎乗停止処分を受けたアンカツも「スムーズな競馬をさせてやれば、結果は出ると思うよ」と明言。愛馬に対する信頼は揺るぎないものとなっている。
勝てば、3歳牝馬では初のGI4勝目。偉業に向けて態勢は整った。あとは、ブエナビスタ本来のレースを大観衆に見せるだけだ。週末の京都で、日本の競馬史に新たな1ページが刻まれる。(高尾幸司)
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