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中央競馬の3歳牝馬NO・1を決めるオークスに出走するルージュバック(美浦・大竹正博厩舎)の追い切りが20日、茨城県の美浦トレーニングセンターで行われた。1番人気で敗れた桜花賞(9着)時よりも、元気いっぱいで、破壊力抜群の走りを披露。陣営も巻き返しに自信を見せている。枠順は21日に確定、馬券は23日から発売される。
緩やかな流れが一転、激しさを増した。美浦Wコースの2周目。ラスト600メートルでルージュバックがいきなりギアをトップまで上げた。大きなアクションはそのままに回転数を上げていく。2秒以上先行していたダノンウルフ(未勝利)をあっさりとらえ、半馬身先着。1番人気の桜花賞で9着に敗れた悪いムードを吹き飛ばすようなデモンストレーションだった。
「土曜にある程度時計を出しているので、きょうは全体の時計を求めないで3ハロン(600メートル)だけ。どんな反応を見せるかと思っていたが、ゴーサインを出すまでもなく自分からはじけていた」
見守った大竹正博調教師は満足げな表情だ。800メートル52秒8の全体時計は目立たないが、600メートルが36秒8-12秒3としまいの破壊力はずば抜けていた。
不可解だった桜花賞の敗因は異常なほど遅いペース、後方の位置取り、緩い馬場…。「ひとつに求めるのは難しい」としながらも、トレーナーなりに分析済み。「一番大きな要因は僕自身の桜花賞へ向かう姿勢。雨の中の(桜花賞の最終)追い切りで手綱がすべるトラブルも含め、経験不足からコントロールできていなかった」と振り返り、今回は「とにかく馬がもう一度、走りたいと思うように調整してきた」と気持ちを切り替えた。
中間は福島県のノーザンファーム天栄で短期放牧。何度も牧場を訪れた大竹師は「目の輝き、雰囲気、活気があっていい感じだったので」とギリギリまで牧場で調整することを選択。牧場の坂路では速い時計を5本出してきた。今月12日の帰厩から最終追い切りまで順調に終え、「前走より元気な姿でレースに向かえる」と仕上がりに自信を見せる。
舞台となる東京2400メートルについても「3歳牝馬にとって厳しい距離だが、東京では2000メートル(百日草特別)をレコードで勝っているし、桜花賞より条件はいいと思う」と前向きな姿勢だ。
「リベンジという気持ちは特に持っていない。馬の能力を信じてやってきたし、自信を持って送り出せる状態です」
一度つまずこうが“規格外”という評価は変わらない。ルージュバックなら敗戦を乗り越え、最高の答えを出せるはずだ。 (板津雄志)
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桜花賞追い切りVTR ルージュバックの桜花賞の追い切りは、みぞれが降る中、今回と同じ美浦Wコースで行われた。向こう正面で騎乗者の手綱が雨ですべり、ルージュはそれをゴーサインと勘違い。内に併せる予定が、外からかわしてしまい、直線は独走状態に。重馬場でマークした5ハロン65秒0、3ハロン37秒3-13秒1は、馬なりで無理はしていないとはいえ、予定より速くなってしまった。
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