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【東西現場記者走る】先行シングで大花火


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【東西現場記者走る】先行シングで大花火

 今週のGIは牝馬クラシック第2弾、オークス(24日、東京、芝2400メートル)だ。1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』は、東京サンスポの柴田章利記者(43)が担当する。まずは滋賀県栗東トレセンで、サンケイスポーツ賞フローラステークスを2番手から押し切ったシングウィズジョイの陣営を直撃。先行馬が大波乱を起こしたヴィクトリアマイルに続き、先行粘り込みが可能かを探った。

 ヴィクトリアマイルが3連単2070万円の大荒れ。記者は打ちひしがれて…いや、今度こそ当ててやるぞと気を引き締めて、東京競馬場から1週間分の荷物を引きずって栗東入りした。

 全休日の最初のターゲットはシングウィズジョイ。なんといってもわが社杯、サンスポ賞フローラSの勝ち馬で、当日の昼休みのイベントで予想を的中させてくれた馬だ。

 「いやぁ、取材に来てくれる人が増えてうれしいですよ」。大江助手がにこやかに出迎えてくれた。フローラSではスローペースの2番手から押し切り。今回のオークスもスローになりそうなメンバー構成で、しかもヴィクトリアマイルは先行馬が波乱を呼んだのだから、つい2匹目のどじょうを狙ってしまう。

 「この馬のいいところは操作性の高さ。切れないけど、前が動けばついていけばいいし、動かないなら自分から動ける。前に行っても折り合うから2400メートルもまったく心配していません」

 大江助手のコメントに深くうなずくばかりだ。アルテミスS(東京芝1600メートル)、クイーンC(同)はともに6着。大江助手は「東京で2回負けたときは(短い距離で瞬発力勝負になってしまい)競馬がかみ合わなかった。だけど、この馬の持ち味を生かすにはどうしたらいいか、今後どうすべきかが分かった」と敗戦を糧にフローラSで好結果を出したと明かす。

 瞬発力勝負を避けて息の長い脚を生かす競馬をする-。まさに、今の前残りの傾向がある東京コースにぴったりだ。

 「切れる馬に比べるとインパクトが弱いから、それほど人気になりそうもないですね。でも勝負根性があるから、後ろから他馬が来たらもうひと伸びしますよ」

 今週も大波乱の予感がするオークス。その立役者の1頭にシングウィズジョイがいるような気がする。

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