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19日の福島10R雪うさぎ賞(3歳500万下、芝1200メートル)は、長岡禎仁騎手騎乗の7番人気ヴィクタープライム(牡、栗東・本田優厩舎)が直線最内から抜け出して快勝した。タイムは1分8秒7(良)。
外のトゥルームーンが抜群のスタートを切ったが、内からエリーティアラとマコトグナイゼナウが枠順の利を生かして先行。さらにロットリーも好位につけ、トゥルームーンは4番手に控える。4コーナーではエリーティアラが単騎で逃げる形となり、外からトゥルームーンも接近するが、直線に入ると中団追走から最内を突いたヴィクタープライムが鋭い伸び脚を披露。一気に前をかわして抜け出すと、2着以下を突き放して快勝した。2馬身1/2差の2着には3番人気のエリーティアラが逃げ粘り、さらにアタマ差の3着には5番人気のトゥルームーンが入っている。
ヴィクタープライムは、父マイネルラヴ、母スーリア、母の父ラストタイクーンという血統。通算成績は4戦2勝となった。
長岡騎手は「“逃げてくれ”という指示でしたが、周りが速くて行けませんでした。それで内を狙いましたが、うまくあきましたね。内枠を生かして競馬ができました」と作戦を切り替えてのVにしてやったりの表情だった。
★19日福島10R「雪うさぎ賞」の着順&払戻金はこちら
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