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中央競馬ニュース
９日の札幌５Ｒ２歳新馬（芝１８００メートル）は、藤岡康太騎手騎乗の６番人気スパーキングジョイ（牡、栗東・藤岡健一厩舎）が鮮やかに差し切って新馬勝ちを決めた。タイムは１分５２秒５（良）。
セカンドエフォートがゆったりと先手を取り、人気のティルヴィングが２番手につけたが、外からレッドボルテクスがこれをかわして２番手を追走。さらにオズマも前の２頭をマークする形になり、ティルヴィングは好位のインに控える。淡々とした流れになって、セカンドエフォートが先頭のまま直線へ。これをマークした人気馬たちはいずれも伸びを欠き、中団から馬群の中を突いたザスターイズミーと、外に持ち出したスパーキングジョイという人気薄の２頭が抜け出す意外な展開に。この叩き合いをわずかに制したのは新種牡馬ヴィクトワールピサを父に持つスパーキングジョイだった。クビ差先着して、デビュー戦を飾っている。２着はしんがり１１番人気のザスターイズミー。さらに１馬身３／４差の３着には４番人気のセカンドエフォートが逃げ粘り、波乱の決着となっている。
スパーキングジョイは、父ヴィクトワールピサ、母フレアキャスケード、母の父エルコンドルパサーという血統。
藤岡康騎手は「道中はフワフワ走っていましたが、勝負どころからの反応はよかったですね。最後も遊びながらだったし、これから実が入ってくれば楽しみです」とさらなる成長を期待していた。
★９日札幌５Ｒ「２歳新馬」の着順＆払い戻しはこちら
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