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【ドバイWC】エピファ、世界一へラスト11秒0
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【ドバイ(UAE)25日=渡部陽之助】28日のドバイ国際諸競走に出走する日本馬7頭が、メイダン競馬場で追い切った。ドバイワールドカップ(GI、ダ2000メートル)に出走するエピファネイア(栗・角居、牡5)は、ダートで鋭い伸びを見せた。同日、枠順抽選会が行われ、エピファは(8)番、タルマエは(2)番に決まった。
日本の初夏を思わせる強い朝日が差し込む。ムシムシとした空気を切り裂いて、エピファネイアが抜群のスピード感でメイダンのダートを駆け抜けた。単走で直線は強めに追われて、ラスト1ハロン11秒0と、鋭い伸びを見せた。
「『強めに、ちゃんと動かして』という指示。しっかり動けていた。落ち着きもありますね」
見届けた角居調教師は笑顔でうなずいた。
今回が初ダートとなるが、昨秋のジャパンCで騎乗したスミヨン騎手から「ダートは合う」との進言を受け、オーナーサイドと協議。「引っ掛かりやすい馬。シーマクラシックはペースが遅くなるけど、先行力を生かす米国馬がいるワールドカップの方が、競馬がしやすいと思う」(同師)と参戦を決めた。
ダートにも、「徐々に慣れてきていると思う」とトレーナー。枠順は(8)番に決まり、「内めの馬を見ながら進められる。ちょうどいいと思います」と納得の表情を見せていた。
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