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【中山GJ】レース展望
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先週8日に英国では障害レース最大の人気を誇るグランドナショナルが行われたが、その1週間後となる15日に、中山競馬場では中山グランドジャンプ(J・GI、芝4250メートル)が行われる。年に2度しか使われない大障害コースは、いわば日本のジャンプレースの“聖地”。暮れの中山大障害と異なるのは、最後にバンケットの上り下りがなく、外回りコースを周回する点だが、JRAで施行される最長距離レースに挑む人馬一体の手に汗握る激闘を楽しみたい。
注目は何と言っても、J・GIの3連覇がかかるオジュウチョウサン(美浦・和田正一郎厩舎、牡6歳)だ。昨年のこのレースを勝ってから完全に本格化。そこから負けなしの5連勝と文句なしの強さを発揮し続けている。特筆すべきは、コースの特異性がある中山だけでなく、東京や阪神でも負けていないこと。そして、5戦すべて62キロ以上を背負って勝ち続けていることだろう。石神深一騎手とのコンタクトも何ひとつ不安はなく、定量戦ならばまず負けるシーンは思い浮かばない。これまで落馬の経験はなく、ここも無事に飛越を終えれば、おのずと結果はついてくるはずだ。
この昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサンに2戦続けて2着に敗れているのが、一昨年の最優秀障害馬アップトゥデイト(栗東・佐々木晶三厩舎、牡7歳)。現状は相手の実力を認めざるを得ない状況にあるが、陣営はこの中間もスタミナ強化に努め、暮れの大障害とはコースが異なる点に期待を持っている。前走では、暮れの大障害でつけられた9馬身の差を2馬身半まで詰めており、3度目の正直でリベンジを果たす構えだ。
実績では見劣るものの、もっかの勢いが目を引く存在といえばメイショウヒデタダ(栗東・南井克巳厩舎、牡8歳)だろう。春麗ジャンプSを逃げ切り、前走のペガサスジャンプSでも積極的な競馬で後続を突き放し、最後は8馬身差の圧勝。キャリアを積んで地力をつけてきた。今回は初の大障害コースで斤量も増えるだけに楽観視はできないが、すっかり手の内に入れたベテラン熊沢重文騎手とのコンビで一発を狙う。
障害馬として底を見せていないタイセイドリーム(栗東・矢作芳人厩舎、牡7歳)は、休み明けの阪神スプリングジャンプでしぶとく伸び、3着を確保した。大型馬で叩いた上積みが見込めるうえ、中山では昨年暮れにイルミネーションジャンプSを快勝している。こちらも斤量は増えるが、上位争いに加わってくる可能性は十分だ。
中山大障害3着馬で3月のオープン戦を制したルペールノエル(栗東・藤原英昭厩舎、牡7歳)は、大崩れのないタイプ。スタートに難があるものの、スムーズに流れに乗れれば暮れの着差(2秒3差)は詰められるはずだ。
ほかでは、キャリア豊富で飛越にも定評があるサンレイデューク(栗東・高橋義忠厩舎、牡9歳)、むらがあるものの意外性を秘めているクリノダイコクテン(栗東・谷潔厩舎、牡6歳)、スタミナ豊富で消耗戦に強いウインヤード(美浦・小桧山悟厩舎、牡6歳)、昨年の5着馬で末脚が確かなワンダフルワールド(栗東・高橋義忠厩舎、牡6歳)などに注意を払いたい。全馬の無事を祈りつつ、4分50秒前後の見応えある一戦を堪能しよう。
★中山グランドジャンプの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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