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第65回東京新聞杯(8日、東京11R、GIII、4歳上オープン国際、別定、芝1600メートル、1着本賞金3800万円=出走16頭)福永祐一騎乗で3番人気の6歳馬ヴァンセンヌが、府中の長い直線を早め先頭で押し切り4連勝を達成。重賞初制覇を飾った。タイム1分35秒7(稍重)。この後は放牧でひと息入れ、1戦してから安田記念(6月7日、東京、GI、芝1600メートル)に向かう予定だ。2着は大外から追い込んだ9番人気アルフレード。1番人気のフルーキーは3着だった。
雨上がりの府中で超良血が開花宣言だ。1996年に春秋スプリントGI制覇を遂げたフラワーパークを母にもつディープインパクト産駒ヴァンセンヌが、早め先頭から後続の追撃を振り切ってゴール。破竹の4連勝で待望の重賞タイトルをゲットした。
「行きたがるところを見せて3コーナーまで苦労したし、(直線で)あまりに前がスムーズにあいたので人間が急いでしまって早めに先頭に立ちすぎた。それでも脚いろは衰えなかった」
レースを振り返る福永騎手の表情は、決して満足しているものではなかった。それが逆に強さを物語る。
スタートダッシュは鈍かったが、少し進んでから掛かり気味になって中団まで上がっていく。3コーナー過ぎに馬群で何とか折り合いをつけた。直線に向いての手応えは上々。鞍上の追い出しに応えて素早く抜け出すと、最後まで力強く駆けて大外アルフレード、最内フルーキーの追い込みを封じた。
3歳春に右前脚を剥離骨折し、4歳春には同じ右前脚が屈腱炎に。2度も長期休養を挟んだが、高い能力を信じて大事に育ててきた。昨年10月から3カ月半で4連勝。6歳とはいえ、キャリアはまだ11戦。走るたびに強くなる愛馬に松永幹調教師は「きょうも楽しみにしていたけどやっぱり力がある」と満面に笑み。続けて「昼前に雨が降り出してヨシっと思ったんだ。こういう馬場で勝っているから」。この日は天も味方した。
ここまで来れば当然、GIが視野に入る。放牧を挟んで1走してから、大目標の安田記念に向かう青写真だ。
ジャスタウェイが引退し、混とんとしたマイル界にさっそうと現れたヴァンセンヌ。遅れてきた新星が主役として春に向かう。 (板津雄志)
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ヴァンセンヌ 父ディープインパクト、母フラワーパーク、母の父ニホンピロウイナー。鹿毛の牡6歳。栗東・松永幹夫厩舎所属。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績11戦6勝。重賞初勝利。獲得賞金は9650万6000円。東京新聞杯は松永幹夫調教師、福永祐一騎手ともに初勝利。馬名の意味は「花の展示会で知られるパリ郊外の森の名」。
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