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【大阪杯】クラウン最高のデキ!堀師「今までで一番」


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【大阪杯】クラウン最高のデキ!堀師「今までで一番」

 今年からGIに昇格した大阪杯の追い切りが30日、東西トレセンで行われた。美浦では京都記念を制したサトノクラウンがWコースで貫禄を見せて併せ馬で先着。今の充実ぶりに堀調教師は最高の状態を強調した。栗東ではステファノスが併せ馬で先着して態勢を整えた。

 食らいつく相手に楽々と先着した。ようやく目覚めた大器サトノクラウンが、いよいよ本気モードに突入。GIに昇格した大阪杯の“初代”王者に名乗りを上げた。

 Wコースで僚馬ウムブルフ(1600万下)を2馬身ほど先導してスタート。途中で内から並びかけられ、そのまま直線へ。相手が一杯に追われるのを尻目に、馬なりで半馬身ほど前に出てフィニッシュだ。4ハロン54秒0、3ハロン39秒8-12秒6。時計以上に、力強い脚取りが目立っていた。

 「1週前と週末に追って仕上がっているのを確認したので、最終追い切りは微調整で。動きも含め、メンタル面も今までで一番の状態で臨めると思います」

 会見で堀調教師が最高のデキを強調した。デビューから3連勝で弥生賞を制し、皐月賞では1番人気に支持された素質馬だが、その皐月賞は僚馬ドゥラメンテの6着に敗退。その後は不安定な成績が続いていた。それが昨年12月の香港ヴァーズでハイランドリールなど世界の強豪を撃破。帰国初戦の京都記念マカヒキを破り、本格化を示した。

 「変わった理由の一番は成長でしょう。それまでは能力はあったけど、使った後の反動が大きかった。体力がついて狙ったローテーションを組めるようになりました」

 トレーナーが激変の理由を話した。昨年の宝塚記念は輸送後にイレ込んで6着に敗れたが、精神面が成長した今なら問題ないはず。この馬には多少短い2000メートルも「騎手が乗り方を工夫しないといけないかも」と話しながらも、克服に自信がありそうだ。

 同じ里見治オーナーのサトノダイヤモンドが脚光を浴びる古馬中長距離路線。1歳年上のサトノクラウン大阪杯で先輩の貫禄を示す。 (柴田章利)

大阪杯の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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