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中央競馬ニュース
日曜の東京９Ｒ・セントポーリア賞に出走するドゥラメンテ（美・堀、牡３、父キングカメハメハ）は、ＧＩ２勝のアドマイヤグルーヴを母に持つ良血。未勝利戦の派手な勝ちっぷりから、クラシック候補との声も上がっている。
厩舎期待の超良血ドゥラメンテは２９日にＷコースで４ハロン５４秒２－３９秒１－１２秒７をマーク。先行の利はあったが、古馬準ＯＰのカフェブリリアントを１馬身退けた。
「予定どおりのいい追い切りができた。前走でゲートの再審査になったため、それを含めての再仕上げとなったが、順調にきている」と橋本助手の感触は上々だ。
２００３、０４年のエリザベス女王杯を連覇した母アドマイヤグルーヴは１２年１０月に他界しており、ドゥラメンテがラスト産駒となる。昨年１０月の初陣（東京芝１８００メートル）は差し届かず２着だったが、続く前走の未勝利戦（同）を６馬身差で圧勝。タイム１分４７秒５は同日の古馬１０００万下より０秒８も速く、素質の高さを見せつけた。
ゲート再審査には一発で合格。最終追い切り後に行ったゲート練習でも落ち着いて駐立できていた。「体は増えているし、このクラスでも力は足りると思う」と橋本助手。名牝の最後の子が春のクラシックに向け、貴重な２勝目をつかむ。
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