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【秋華賞】ブエナ「6頭併せ」動じず12秒0
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牝馬同士なら負けない! 秋華賞で史上3頭目の牝馬3冠に挑むブエナビスタは、栗東CWコースで最終追い切りに臨んだ。途中で予期せぬ“6頭併せ”となったが、6ハロン83秒3、終い12秒0を軽快にマーク。女王様らしく格の違いを見せつけた。主戦の安藤勝己騎手は「ブエナのリズムで走らせるだけ」と、コンビの力を十分に引き出し、快挙達成をサポートする。
歴史を作るために生を受けた。1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブに次ぐ6年ぶり史上3頭目の牝馬3冠を目指すブエナビスタが、抜群のパフォーマンス。ゴールだけを見据え、集中力に満ちた走りは、名牝の風格を漂わせている。
偉業達成に向けた追い切りは、意外な形で幕を開けた。僚馬カルカソンヌ(牡3、1000万下)、タガノエリザベート(牝2、500万下)をペースメーカーにスタートしたブエナは、3コーナー手前でやはり僚馬ベストクルーズ(牝2未勝利)と他厩舎の2頭とも一緒になって6頭が一団。普通の馬ならペースが狂ったり、リズムを崩してもおかしくない実戦さながらの状況だ。ところが、ブエナはまるで意に介さず、集中力を保ったまま4コーナー手前で進路を確保。1頭になると、あとは自慢の末脚を披露するだけ。6ハロン83秒3、3ハロン39秒0-12秒0(G前仕掛け)。終わってみれば、普段と変わらない3歳女王の凛とした姿があった。
「3冠がかかるからといって変わったことはしない。普段通りの調整をするだけ」。松田博資調教師はこう言い続けてきた。この日の動きを見届け、「動きには満足しています。4コーナーまでペースメーカーをつけて、直線で(終いを)伸ばす。予定通りの追い切りができた」とイメージ通りの内容に胸を張った。
前走の札幌記念をクビ差2着に惜敗し、凱旋門賞挑戦は断念したが、結果的にブエナには良かった。蟻洞(ぎどう=蹄の中に空洞ができる)が早い段階で発見でき、治療を行えた。「気にするところがあったらこれだけ調教できない。何も心配することがない」とトレーナーも胸をなで下ろす。3冠に向けて、体調面では何ら不安はない。
「これだけの馬なので、何とか秋華賞を勝って3冠を獲らせてやりたい。ブエナのリズムで走らせてやるだけ」。安藤勝己騎手も自然体で大一番に臨むつもりだ。
デビューから7戦連続で1番人気に推されたブエナビスタ。敗れた2戦は後の皐月賞馬アンライバルド(新馬戦)と前走のヤマニンキングリーと牡馬。牝馬には1度も負けていない。
秋華賞は、まぎれが多い京都内回り2000メートルが舞台で、1番人気は6連敗中。しかし、そんな嫌なデータも一蹴だ。希代の名牝への階段を上るブエナビスタが、人気に応えて堂々と3冠の快挙を成し遂げる。(高尾幸司)
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