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11日の中山9R黒竹賞(3歳500万下、ダート1800メートル)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気アンヴァリッド(牡、美浦・古賀慎明厩舎)が差し切って無傷のV2でオープン入りを決めた。タイムは1分54秒9(良)。
ノースヒーローが積極的にハナを奪い、ホワイトフーガが2番手。その後ろにコスモボアソルテ、トウカイバレットなどが続く。人気のアンヴァリッドは後方集団からレースを進めた。平均ペースで流れたものの、3コーナーあたりでアンヴァリッドが外から進出を開始。一気に前を射程圏にとらえて直線に向かう。2番手から手応え良く抜け出したホワイトフーガに、外からスピリッツセカンドが迫るが、その外からアンヴァリッドがグイグイと力強く伸び、前2頭をかわして快勝した。1/2馬身差の2着が2番人気のホワイトフーガ。さらに1馬身1/4差の3着が3番人気のスピリッツセカンドで、上位3頭は人気通りの入線となった。
アンヴァリッドは、父ハーツクライ、母ストールンブライド、母の父へクタープロテクターという血統。通算成績は2戦2勝となった。
後藤騎手は「前半の手応えは良くなかったですが、そのぶん、脚がたまっていました。向こう正面で上がって行って、直線を向いてからは抜け出していた2着馬をよく捕らえてくれました。粗削りな面がありますが、ここ2戦は集中して走ってくれていますし、この感じでいってくれればいいですね」と無敗でオープン入りしたパートナーの飛躍を期待していた。
★11日中山9R「黒竹賞」の着順&払戻金はこちら
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