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5日の中山9R寒竹賞(3歳500万下、芝2000メートル)は、北村宏司騎手騎乗の6番人気タケルラムセス(牡、美浦・田村康仁厩舎)が直線で抜け出し、新馬戦に続く2連勝を飾った。タイムは2分1秒6(良)。
グランカマラードが押し出されるように先手を取り、2番手にロードグリッターがつけ、ブライトバローズ、サブライムカイザーが続く。1コーナーでややゴチャつくシーンもあったが、落ち着いた流れとなった。しかし、3コーナーでマイネルポルトゥスが一気に動いて先頭に並びかけ、レースが激しくなる。直線に入ると、この展開を後方2番手でじっくり構えていたタケルラムセスが、馬群の中から一気に伸びて差し切り勝ち。無傷の2連勝を決めた。外から伸びた4番人気のジャズファンクが1/2馬身差の2着。さらに2馬身差の3着には2番人気のグランカマラードが逃げ粘っている。1番人気のブライトバローズは5着。
タケルラムセスは、父キングカメハメハ、母ヒシピナクル、母の父Theatricalという血統。通算成績は2戦2勝となった。
北村宏騎手は「思ったよりも追走に手こずって、終始うながす形に。1コーナーを回ってからは、馬のリズムで上がっていこうと切り替えました。4コーナーをうまくさばけたし、馬体を併せてからもいい伸びでした」と無傷のV2を飾った素質馬を評価していた。
★5日中山9R「寒竹賞」の着順&払戻金はこちら
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