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中央競馬の一年を締めくくる28日の中山10R・第59回有馬記念(3歳上オープン、GI、芝2500メートル、16頭立て、1着賞金=2億円)は、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ジェンティルドンナ(牝5歳、栗東・石坂正厩舎)が好位から抜け出してV。引退レースを白星で飾り、自らの花道を飾った。タイムは2分35秒3(良)。
初めての中山で、名牝は自らの現役生活を鮮やかに締めくくった。混戦ムードに包まれていたグランプリを制したのはジェンティルドンナ。好位から抜け出して7つ目のGIタイトルを手に入れ、歴史的な牝馬はターフを去る。
レースは予想通りヴィルシーナの逃げで幕を開け、2番手にエピファネイアがピタリと追走。やや離れた3番手にトーセンラーとジェンティルドンナが併走して、人気のゴールドシップは10番手あたりからレースを進めた。ジャスタウェイはその後ろ。レース中盤までは淡々とした流れだったが、3コーナー過ぎからゴールドシップが進出を開始してレースが動く。直線に入ると、エピファネイアが先頭に立ち、好位からジェンティルドンナも差を詰め、外からはゴールドシップ、ジャスタウェイなども迫る。しかし、その中から抜け出したのはジェンティルドンナ。激しい2着争いから3/4馬身抜け出してゴールを駆け抜け、有終の美を飾った。大接戦の2着争いは、最後の最後で馬群の間から伸びた9番人気トゥザワールドが先着。結果的に、公開抽選で希望枠を1、2番目に引いた2頭のワンツーとなった。ハナ差3着がゴールドシップで、4着ジャスタウェイ、5着エピファネイアと続いた。
国内でGI6勝、ドバイシーマクラシックの1勝を加えた芝GI7勝は、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶ史上最多タイ。昨年のオルフェーヴルに続き、引退式を行う当日の有終Vとなった。また、中山未経験で有馬記念を制したのは1997年のシルクジャスティス以来、17年ぶりのこと。
ジェンティルドンナは、父ディープインパクト、母ドナブリーニ、母の父Bertoliniという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は19戦10勝(うち海外2戦1勝)。重賞はGIIIシンザン記念、GI桜花賞、GIオークス、GIIローズS、GI秋華賞、GIジャパンC(2012年)、GIジャパンC(13年)、GIドバイシーマクラシック(14年)に次いで9勝目。石坂正調教師、戸崎圭太騎手ともに有馬記念初勝利。
今年のGI初制覇がグランプリとなった戸崎騎手は「ジェンティルドンナが最後のレースで最高のパフォーマンスを見せようという気持ちで乗りました。ファンの皆さんの温かい声援があったからこその結果だと思います。前回(天皇賞・秋=2着)乗せていただいて、乗りやすくて賢い馬だと分かったので、不安はありませんし、枠順も良かったので、いいイメージでいけました。先行してしぶとさを生かすレースをしたいと考えていて、前に壁が作れず少し気負うところもありましたが、我慢してくれて、いいリズムで走れました。(最後の直線は)後ろの足音も聞こえましたが、必死に追って、ジェンティルドンナも最後の力を振り絞って頑張ってくれました。最高の名牝、と言っていいと思いますし、最後のレースで勝って、力のある馬だと思います。僕自身、GIを勝てずにここまできて悔しい思いをしていましたが、ジェンティルドンナが助けてくれました。ジェンティルドンナはこれで引退しますが、これからも温かく見守ってあげてほしいと思います」と感無量の面持ちでファンの声援に応えていた。
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