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【有馬記念】武豊、ラーで感動のラストラン再現へ
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歴代最多のJRA通算3680勝など数々の記録を更新しつづけるユタカは、数あるGIレースの中でも有馬記念は独特の雰囲気があるという。過去の有馬2勝はともに感動のラストラン。トーセンラーは、主戦を務めたディープインパクトの子供で、自身のGIレース100勝目を飾っただけに、愛着はある。花道を飾らせたいという思いは強い。
「まだレース本番までイメージを膨らませたいけど、考えるところはありますよ」
不敵な笑みを浮かべて秘策をちらつかせる。トーセンラーが中山で走ったのは2011年のセントライト記念(2着)と12年の日経賞(10着)。実に2年9カ月ぶりになる。
「中山のコース自体は問題ない。距離ですね。3200メートルの天皇賞・春で2着になっているように、融通性はあるけど、ベストはもう少し短いところかな、という気がする」
昨年、京都芝1600メートルのマイルチャンピオンシップでGIを勝っているように、距離適性は短め。スタミナをロスしないように騎乗しているユタカの手腕で長距離戦でも上位まで来ているのが実情だ。それだけに、今回の2500メートルをどうこなすのか…。
「この秋はまだ中山で騎乗していないんです。でもテレビで中山のレースを見るときは、いつも有馬記念のことを頭に描きながら見ていますね。印象としては芝がきれいで、時計が少しかかっているなと。馬場がいいから先行馬が残るかというと、そうでもなくて差し馬でも勝負になる。トーセンラーには合っている馬場状態じゃないですかね」
スピード優位な軽い芝ではなく、中山のようなパワーを要する馬場の方がラーの持ち味である粘り強い末脚が生きる。
もちろん枠順によっても戦法は変わる。今年は、抽選で選ばれた馬から希望枠を選択できる方式を採用。ユタカは「まずは抽選で早く選んでくれないと、好きなところを選べないからなあ(笑)。でも内めがいいかな」と希望する。ライバルの枠順によっても作戦は変わるはずで、すでにユタカの脳内コンピューターは幾通りもシミュレーションしている。
「状態は変わりなくいいし、これが引退レースだから、なんとかいいレースをしたいね」
ユタカが描くトーセンラー感動のラストラン。そのための秘策は、すでに固まっているかもしれない。 (柴田章利)
★90年 奇跡の復活
日本中を熱狂させたアイドルホース・オグリキャップのラストラン。秋は天皇賞6着、ジャパンC11着と敗れ、限界説が流れていたため4番人気だった。武豊騎手はこの年の5月の安田記念(1着)以来のコンビ。超スローペースの中、好位グループの外めにつけ、3コーナー過ぎから前に並びかける。直線は力強い脚で先頭に躍り出て、メジロライアンの追撃を振り切って引退の花道を飾った。
★06年 7冠の衝撃
怪物ディープインパクトの引退レースとあって、単勝1.2倍の断然の人気となった。アドマイヤメインの大逃げに場内がどよめく中、慌てず後方3番手といういつもどおりの位置取り。3コーナーを過ぎて大外を馬なりで上がっていくと、ファンの熱狂は最高潮に。直線でも最後までステッキが入れられることはなく、楽々と3馬身差をつけてフィニッシュした。GI7勝目だった。
★23日のトーセンラー
滋賀・栗東トレセンのウッドチップコースで調整。キビキビとした動きで、前走のマイルCS(4着)の疲れは感じさせない。調教にまたがった荻野助手は「体調が安定しているし、雰囲気はいい。昨年のマイルCSを勝ったときの走りがもう一度できるように努力している。引退レースでもサラッと終わるような調教はしない。目いっぱいの仕上げをする」とラストランにふさわしい状態で送り出すつもりだ。
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