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21日の阪神6R2歳500万下(芝1200メートル)は、武豊騎手騎乗の2番人気スマートグレイス(牝、栗東・河内洋厩舎)が逃げ切り勝ち。無傷の2連勝を飾った。タイムは1分10秒7(稍重)。
スタート直後は3頭が先行する姿勢を見せたが、内のスマートグレイスが譲らずに単騎での逃げ。人気のイッテツは2番手に控え、その後ろにロットリーが続く。スピードに乗ったスマートグレイスは後続を離した逃げを打ち、直線に向いても軽快な脚いろ。逆に初めて控える競馬に回ったイッテツは伸びが見られない。結局、スマートグレイスがそのまま押し切り、圧勝したダートの新馬戦に続く無傷のV2を決めた。中団追走から外に出した6番人気のシンフォニアが末脚を伸ばしたものの、1/2馬身差の2着まで。さらに3/4馬身差の3着には内からしぶとく伸びた7番人気ニホンピロサンダーが入っている。
スマートグレイスは、父ヤマニンセラフィム、母チーキーガールズ、母の父トワイニングという血統。通算成績は2戦2勝となった。
武豊騎手は「ゲートは少し怪しかったけど、行けそうな形だったので前へ。スピードを生かすレースができましたね。最後は止まり気味でしたが、押し切ってくれたし、芝も大丈夫ですよ」と非凡なスピードに太鼓判を押していた。
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