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【マイルCS】5センチ差!シャーク悲願ガブリ!!
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第31回マイルCS(23日、京都11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金1億円=出走17頭)岩田康誠騎乗の8番人気ダノンシャークが最内を突いて鮮やかに差し切り、重賞3勝目でGI初制覇。フィエロとの大接戦を約5センチ差でものにした。タイム1分31秒5(良)は2010年エーシンフォワードのレースレコードを0秒3更新した。1番人気のミッキーアイルは13着、連覇を狙ったトーセンラーは4着に敗れた。
残り200メートルを切ってダノンシャークは最内に進路を取ると、先に抜け出したフィエロに一完歩ずつ迫る。最後は2頭が鼻面をそろえる形でゴール。僅か5センチのハナ差でGI初制覇を成し遂げた。
「いいレースができました。フィエロが前にいたので、道をつくってくれると信じて、内を突きました。でも本当にうまく1頭分あるかないかのところを突けましたね」
初騎乗で鮮やかな手綱さばきを見せた岩田騎手が、笑顔で汗をぬぐう。
「脚は素晴らしいものがある」と信じて挑んだ岩田騎手は、ハイペースのなか中団の内めに導く。「壁を作りながら進み、追い出しを待った」という作戦が奏功した。
してやったりの表情は大久保龍調教師だ。「最近は、先行して目標にされる負けパターンだったから、絶対に前に行かずにしまいの脚を生かす競馬をしようと思っていた」と、2007年菊花賞(アサクサキングス)以来となるGI2勝目に目を細めた。
マイルCSは3年連続の挑戦。とくに昨年は1番人気で3着(一昨年6着)に敗れているだけに、トレーナーは「絶対にGIは獲れる」と強い気持ちで臨んだ。レース後は、「こう乗るだろうと、きのうの夢にも出てきた。満点ですね」と殊勲の騎手とがっちり握手した。
今後は、登録した香港マイル(12月14日、シャティン、GI、芝1600メートル)も「選択肢のひとつ。体調を見てからですね」とトレーナー。「GI馬になったし、恥ずかしくないレースができるよう、次もきっちり調整したい」とさらなる活躍を誓った。遅咲きのマイル王者の今後から目が離せない。 (渡部陽之助)
ダノンシャーク 父ディープインパクト、母カーラパワー、母の父カーリアン。鹿毛の牡6歳。栗東・大久保龍志厩舎所属。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬。馬主は(株)ダノックス。戦績29戦7勝。獲得賞金は4億3367万4000円。重賞は2013年GIII京都金杯、同年GIII富士Sに次いで3勝目。マイルCSは大久保龍志調教師が初勝利、岩田康誠騎手は10年エーシンフォワードに次いで2勝目。馬名の意味は冠名+鮫のような速い動きを期待して。
アラカルト ★京都の芝マイル重賞を席巻 ディープインパクト産駒は今年の京都芝マイル重賞(全6戦)で出走機会5戦5勝。そのうち京都金杯、京都牝馬S、マイラーズC、マイルCSの4戦でワンツーを飾った。ちなみに、産駒が不出走だったデイリー杯2歳Sはディープの全兄にあたるブラックタイド産駒のタガノエスプレッソが勝った。
★23日京都11R「マイルCS」の着順&払戻金はこちら
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