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GIマイルチャンピオンシップ(23日、京都、芝1600メートル)へ向け、昨年の優勝馬トーセンラー(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)が19日、滋賀・栗東トレーニングセンターで追い切りを行った。坂路で鋭いフットワークを披露。昨年と同様、坂路で調教を積んでマイル仕様になっており、2007年のダイワメジャーに次ぐ史上6頭目の連覇へ視界良好だ。レースの枠順は21日に発表される。
トーセンラーは馬場開場直後の午前7時、坂路に一番乗り。武豊騎手を背に朝日を浴びながら力強い脚さばきをみせた。
「乗り慣れたジョッキーに確認してもらい、予定通り『いい感じできていますね』とジャッジしてもらった。能力を発揮できると思います」
藤原英調教師は太鼓判を押した。
マトリックスコード(1000万下)を追走。弾むような脚取りで駆け上がった。最後に自ら加速して半馬身先着。4ハロン(800メートル)53秒5と全体時計が控えめで、サンケイスポーツ調教評価は『S』に次ぐ『A』となったが、ラスト1ハロン(200メートル)は12秒2の鋭さだ。
「去年の馬の作り方が間違いではなかったからね。大まかな作りとしては、これでいいと思う」
もともと2000メートル以上で活躍していたが、昨年のこのレースで1600メートル戦に初出走した。事前に、スピードに対応できるようにCWコースで6ハロン(1200メートル)追う形から、坂路で4ハロン追う方法に変更。その成果で快勝した。2011年の菊花賞(芝3000メートル)で3着、13年の天皇賞・春(芝3200メートル)では2着と長距離GIでも実績を残してきた馬が、鮮やかな変身を遂げた。
今年も秋は昨年と同じ京都大賞典(3着)で始動。その後は坂路でマイル仕様に仕上げるVパターンを踏襲している。ただ微調整もした。昨年は調教助手が常に手綱を取ったが、今年は2週前に体重の軽い若手騎手(小崎騎手)が騎乗。1週前には武豊騎手を背に4ハロン53秒3-12秒0としっかりと併せ馬を行った。
京都は11戦して4勝、2着2回、3着4回、4着1回と得意のコース。トレーナーは「昨年から『もう一度、ここを最大目標に』と考えてきた。(3コーナーからの)坂を利用して勝負するのは、この馬の専売特許。連覇できるよう頑張りたい」と力を込める。
香港のGI・香港マイル(12月14日、シャティン、芝1600メートル)の招待状が届き、陣営は受諾しているが、「ここが集大成の気持ち。全力投球だよ」と言い切る。
3歳マイル王ミッキーアイル、GIIマイラーズCを制した大器ワールドエース、今年のサマーマイルシリーズ王者クラレント…。強敵はそろうが、トーセンラーは史上6頭目の連覇へ向けて突き進む。 (渡部陽之助)
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