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【スプリンターズS】ビービー弾だ!77秒2
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秋のGI開幕戦・スプリンターズS(4日、中山)の追い切りが30日、東西トレセンで行われた。栗東ではビービーガルダンがCWコースで6ハロン77秒2の一番時計をマーク。昨年の3着馬がGI初制覇に向けて超抜の動きでアピール。名手の安藤勝己騎手は意欲を持って臨む。2日には枠順が確定する。
頂点奪取へ猛烈デモ!! GIIIキーンランドCを快勝して波に乗ったビービーガルダンが、栗東CWコースで6ハロン77秒2の一番時計をマーク。迫力満点のフットワークを繰り出し、昨年3着の雪辱を果たす態勢を整えた。
雨でCWコースが重くなったことで、領家政蔵調教師は馬場が軽いダートコースで追い切ることも考えたが、最終的にはハローで整備されて馬場状態が良くなったCWで行うことを決定。そういった事情から、ハードな内容にはならないことが予想された。
ところが、安藤勝己騎手を背に向こう正面からスタートしてスーッと加速すると、黒光りする馬体はグングンとスピードに乗って行く。直線に入ってもその勢いは衰えることなく、力強い脚取りのままゴールを駆け抜けた。全体の時計が速く、ラストも3ハロン37秒4-12秒3と優秀なタイム。最後までしっかりと踏ん張った姿が、現在の充実ぶりを如実に物語っていた。
「中盤からサーッと伸ばしました。目一杯、時計を出すつもりではやっていないから、こんなに時計が出ている感じはなかったけどね」。時計を確認したアンカツは少し驚きつつも「前走の追い切りでも調子の良さを感じたが、今回もそれと変わらない。大丈夫だと思う」と笑みを見せた。
見届けた領家師は「80秒くらいの予定で若干、速くなったけれど、少し馬場の内めを通っていたのでオーバーワークではない。追い切り後に息も上がっていなかった」と総括し、「この馬はフレッシュな方が走る。前走から1カ月あって間隔もちょうどいい」。万全の臨戦過程を強調した。
2歳時に骨折で10カ月の長期休養があり出世が遅れたが、4歳時の昨年4月~8月に3連勝。GI初挑戦のスプリンターズSでも3着と善戦した。そして、5歳の今年はさらにパワーアップ。3月のGIII阪急杯で重賞初Vを飾った。馬房で脚をぶつけて函館スプリントSを回避したアクシデントを乗り越え、前走のキーンランドCを快勝し、重賞2勝目を挙げた。領家師は「彼とは3年つきあってきたが、肉体、精神とも完成し、今が一番いい状態」。06年7月にデビューしてから最高のデキと胸を張った。
芝1200メートルの持ちタイム1分8秒0は速くなく、高速馬場に不安は残すが、今週は秋雨前線が停滞して馬場悪化の可能性が大。「傘が必要ですね」と言う領家師、「しぶった方がいい」というアンカツの望みが叶いそうだ。昨年の覇者スリープレスナイトが故障で引退と相手関係が楽になったうえ、万全の体調と条件が整いそうな状況。勝負の女神はビービーガルダンにほほえむ。そんなムードが漂っている。(下村静史)
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