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【AJCC】ミライヘノツバサ飛躍の舞台


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【AJCC】ミライヘノツバサ飛躍の舞台

 中山の日曜メインは伝統の古馬重賞アメリカジョッキークラブカップ(GII、芝2200メートル)。実績馬と上がり馬がぶつかる好カードとなったが、注目は中山芝2200メートルで3戦全勝と抜群の適性を誇るミライヘノツバサだ。ハイレベルな4歳世代の上がり馬で、管理する伊藤大士調教師(44)と、同馬の父ドリームジャーニーには重賞初Vがかかっている。

 4歳を迎えて本格化の予感だ。ミライヘノツバサ菊花賞13着以来だった前走の迎春S(1600万下)を2馬身差で圧勝。勢いそのままに重賞初制覇を狙う。

 「まだパドックでもうるさいし、手前も替えない幼さがあるんだけど、そのあたりに伸びしろを感じる。去年、皐月賞(12着)、菊花賞を使わせてもらったことが生きていると思う」

 伊藤大調教師が笑顔でうなずく。菊花賞有馬記念を制したサトノダイヤモンドをはじめ、17日の日経新春杯でも1、2、4、5着に入るなどハイレベルな4歳世代。そのトップクラスと戦ってきた経験が、地力強化につながってきた。

 その前走ではハイペースで飛ばす逃げ馬を早めに捕まえに行きながら、最後まで後続を寄せ付けない完璧な内容。「難しい展開だったけど、内田さんがこの馬を手の内に入れているのでしょう。時計も上がりも良かったと思う」とトレーナーは競馬ぶりを高く評価する。16キロ増で502キロだった馬体についても「減ったものが戻った感じ。本当はもう少し欲しいね」とさらなる成長を見込んでいるほどだ。

 今回も前走と同じ中山芝2200メートル。3戦3勝と抜群の相性を誇る舞台で、期待は高まるばかりだ。「(父が)ステイゴールドの血統だから、中山のこの条件が合うのかもしれないね」と指揮官も舞台適性の高さを感じている。

 開業9年目で迎えたJRA重賞初制覇のチャンスにも、伊藤大師は「地道に行きますから」と自然体を崩さない。勝てば父ドリームジャーニーにとっても初の重賞タイトル。充実一途の4歳馬ミライヘノツバサが明るい未来へ大きく羽ばたく。(板津雄志)

AJCCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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