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【朝日杯FS】抽選“クリア”でリオン再現だ!
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2歳王者を決める朝日杯FSが18日、阪神競馬場で行われる。注目は新馬勝ち直後で、GIに挑むクリアザトラック。出走するには7分の4の抽選突破が条件になるが、秘めた能力は一級品。昨年の優勝馬・リオンディーズに続き、今年も角居厩舎&ミルコ・デムーロ騎手のコンビが1戦1勝の馬で挑む。
角居調教師&デムーロ騎手のタッグが昨年の再現を狙う。1戦1勝のクリアザトラックは、現段階で7分の4の抽選対象だが、素質的には勝ち負けできる能力を持っている。
「いい感じに仕上がってきています。元気いっぱいですね。スピードがあって、競馬が上手。いい勝ち方でしたし、抽選を突破できれば…」
角居調教師が確かな口調で答えた。昨年も新馬勝ち直後のリオンディーズで優勝。朝日杯FSはグレード制導入後、1戦1勝の馬は勝てなかったが、挑戦17頭目にして快挙を成し遂げた。
将来性が豊かな1勝馬で、当然ながらイメージは重なる。
「追い切りの動きがよかったし、自信を持っていました。距離はこれぐらい(1600メートル)がいい。力があります」
こう語るのはM・デムーロ騎手。無理することなく、後続馬を完封した圧巻のデビュー戦を振り返った。
中間もすこぶる順調。折り合い面をよりよくするために、トラックコースをゆったりと走らせるなどの工夫もしている。7日にはCWコースで、6ハロン82秒1でエキストラエンド(OP)と併入。厩舎サイドが目指す“エネルギーロスのない走り”の実現に向けて、念入りな調教を積んできた。
「オープン馬を相手にきっちりと追い切れました。体調には胸を張れますよ。とにかくスピードが抜けているし、相手が強い方がフワフワしなくていいんじゃないですか」と前川助手の期待は大きい。勝てば異なる馬での史上7回目となる同一「調教師&騎手」による同一GI連覇。抽選の第1関門をくぐり抜けて頂点をつかむ。 (宇恵英志)
★朝日杯フューチュリティSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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