最新競馬ニュース

【フェブラリーS】伸び抜群!タルマエ状態ピーク


©サンケイスポーツ


 1,112  1  0

【フェブラリーS】伸び抜群!タルマエ状態ピーク

 真冬の寒さを吹き飛ばす白熱のデモンストレーションだ。前走の交流GI・川崎記念で、5つめのビッグタイトルを手にしたホッコータルマエが、栗東坂路で万全の態勢を整えた。

 「最後まで気を抜かせない調教ができました。理想通りです」。手綱を取った幸騎手が、満足げに笑みを浮かべた。

 前半は僚馬スプリングシーズン(1000万下)の直後を追走。ラスト2ハロンで馬体を併せて闘争心をかきたてると、最後まで力強いフットワークでクビ先着を果たした。4ハロン54秒8-12秒2と全体の時計は目立たないが、追ってからの伸びは抜群。昨年10月の交流GI・南部杯(2着)から使い詰めになるが、疲れは全く感じられない。「楽な感じでラスト1ハロン12秒2。状態はピークに近い」と西浦調教師は絶好調を宣言した。

 昨秋、JRAのGI・JCダートは3着に敗退。直線で一旦抜け出しながら、ゴール前でソラを使ってかわされてしまった。その悪癖を矯正するため、馬体を併せる追い切りで集中力を強化。また、今回は流れの速いマイル戦だけに、位置取りがいつもより後ろになることを想定し、馬の後ろにつける練習をするなど、工夫を凝らした調教を行ってきた。「馬の後ろから運んで、スッと反応できるように教えてきた。できることはやってきたし、ここも能力でクリアしてほしい」と指揮官は力を込める。

 次走のドバイWC(3月29日、メイダン、GI、AW2000メートル)には、JCダート馬ベルシャザールも参戦。ここでリベンジを果たして、中央初のGIタイトルを獲りたい。「この馬はまだ全力で走っていない感じがします。コースも気にならないし、ベルシャを逆転してドバイに行きたい」と幸騎手は雪辱を誓う。

 名実ともにダート日本最強馬として、世界へと飛び立つためにも、ここは負けられない一戦。真っ向勝負で、ライバルを撃破する。 (鈴木康之)

関連キーワード

 ナイス!(1
  • (退会ユーザー)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

3月31日()
大阪杯 G1
3月30日()
ダービーCT G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

3月24日()
高松宮記念 G1
マーチS G3
3月23日()
日経賞 G2
毎日杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
» もっと見る