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◆重賞実績不可欠 連対20頭中13頭が芝1800メートル以上の重賞ウイナーで、残る7頭中4頭にも同2着の実績があった。近5年に限れば連対全10頭に重賞V実績があり、中距離重賞実績は不可欠だ。
◆コース実績重要 連対17頭に中山芝1800メートル以上でVか重賞3着以内の実績。残る3頭のうち、一昨年1着ルーラーシップ、昨年1着ダノンバラードはともに関西馬で、前者は前走で有馬記念4着と好走、後者は中山未経験だった。
◆前走は重賞 連対17頭の前走が重賞で、なかでも中山金杯組が4勝2着1回、有馬記念組が3勝2着2回と好成績。前走が重賞以外だった3頭は全て中山芝の準オープン以上のレースで1着だった。
◆前走着順不問 前走がGIなら着順は不問で、それ以外なら12頭中8頭が該当する5着以内が理想だ。GI以外で掲示板外から巻き返して連対した4頭は全て重賞勝ち馬で、うち2頭はGII2勝以上。昨年1着ダノンバラードも前走がGII金鯱賞8着だったが、重賞Vに加えてGI3着の高い実績があった。
◆3カ月以内 連対全20頭が前走から3カ月以内で、うち14頭が中4週以内。大きく間隔があいた馬は厳しい。
◆高齢馬に注 7歳、8歳がともに4連対と活躍。実績のある高齢馬には人気薄でも警戒が必要だ。
◇結論◇
トップ評価はヴェルデグリーン。昨秋に同舞台で産経賞オールカマーを勝っており、重賞実績、コース実績ともに申し分ない。近5年で3勝2着2回の有馬記念組で、ローテもいい。昨年の覇者で、同じく有馬記念から参戦するダノンバラードも差はない。芝2000メートル以上で重賞5勝の実績があるトゥザグローリーも争覇圏内だ。 (データ室)
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