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中央競馬ニュース
先週の日曜メーンは２レースがハンデ戦だったが、今週日曜は３場すべてのメーンレースがハンデ戦で行われる。先週は負担重量を考察して有利と指摘した馬たちが好走。今週の新潟のＮＳＴ賞ではレキシントンシチー、サクラビジェイに注目したい。
先週の函館記念はハンデ戦らしく、３連単で１２万円を超す波乱の決着となった。上位を占めた３頭の負担重量は５６、５５、５５キロと決して軽くはなかったが、別定重量の前哨戦・巴賞（３着）を勝ったマンハッタンスカイとほぼ互角の走りを見せながらも１キロ軽くなったサクラオリオンなど、ハンデの恩恵を受けた馬たちが好走した。
今週の３場の日曜メーンはすべてがハンデ戦。斤量面で恵まれた馬をあぶり出して好配当を狙いたい。特にＮＳＴ賞の条件、新潟ダート１２００メートルのオープンのハンデ戦は波乱が目立つだけに、穴党必見のレースだ。今年、ハンデ考察から浮かび上がってくる馬は－。
関西馬のレキシントンシチーは昨夏のＢＳＮ賞の内容がすこぶる優秀。強豪相手に別定の５６キロで４着に健闘した内容からすれば、今回の５４キロがいかに恵まれているかが分かる。４カ月半ぶりのレースになるが、ＢＳＮ賞４着を含めて【１・０・１・１】の鉄砲実績の持ち主。休養前の１１着大敗で人気の盲点になっているのも好都合といえる。
サクラビジェイのダート１２００メートル実績は【３・３・０・３】。ベストの舞台に、５２キロで挑めるのは０６年の栗東Ｓ（１着）以来のことで、休み明けも【２・２・０・２】と得意にしている。先週は南Ｐコースで５ハロン６２秒３と破格の時計をマークしており、４カ月ぶりでも仕上げに抜かりはない。
“恵量”５４キロレキシントンシチー＆“軽量”５２キロサクラビジェイ。ハンデの後押しを全面的に受けた２頭での好配当狙いが、ＮＳＴ賞のハンデ考察の結論だ。
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