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札幌開催は後半に入り、日曜メインに第52回札幌記念(21日、GII、芝2000メートル)が行われる。サマー2000シリーズの第4戦であり、夏競馬では唯一のGII。スタンドリニューアル初年度の2014年にハープスター、ゴールドシップが一騎打ちを演じるなど、数々の名勝負が繰り広げられたレースでもある。今年の注目は、なんといってもモーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)の参戦だ。
昨年は安田記念、マイルチャンピオンシップのマイルGI春秋連覇に加えて香港マイルでもVを飾り、年度代表馬に選出された。今年も初戦の香港のチャンピオンズマイルを圧勝。続く安田記念は2着に敗れたが、逃げたロゴタイプにうまくやられてしまったレースだったので、評価を下げる必要はなく、今回のポイントは2000メートルの距離のみといっても差し支えないだろう。
2000メートル以上の距離を走った経験は14年京都新聞杯(7着)の1度のみ。このときは超がつくハイペースだったため、折り合いも楽についた一戦で参考外といえる。安田記念でも折り合いに苦しんだように、先行馬らしい先行馬が不在のここで楽観できないのは確かだ。それでもコンビを組むのがチャンピオンズマイルでも手綱を取った香港ナンバーワンのジョアン・モレイラ騎手なのは頼もしい。短期免許で騎乗を開始した先週、19戦5勝、2着5回、3着4回とさえ渡る騎乗を見せた“マジックマン”を背に好結果を出せば、今後の選択肢が広がるはずだ。
アジアのマイル王を追う2番手グループの筆頭格は、一昨年のオークス馬ヌーヴォレコルト(美浦・斎藤誠厩舎、牝5歳)だろう。昨年の中山記念を最後に1年5カ月も勝ち星から遠ざかっているが、その間GIでは2度の2着がある。昨年のエリザベス女王杯ではのちに宝塚記念も勝つマリアライトとクビ差の好勝負を演じ、続く香港Cでもエイシンヒカリに1馬身差まで迫った。能力の高さに疑いはない。過去にホクトベガ、エアグルーヴ、テイエムオーシャン、ファインモーション、ヘヴンリーロマンス、ハープスターなど数々の名牝が花を添えてきたレースで久々の美酒を味わえるか、興味は尽きない。
ヤマカツエース(栗東・池添兼雄厩舎、牡4歳)はニュージーランドT、福島記念、中山金杯の重賞3勝を誇る実力馬。昨年は勝ったディサイファから0秒1差の4着と洋芝適性も十分に備えているので侮れない。前走の宝塚記念(13着)は距離がやや長かっただけに、1ハロン短縮で見直しが必要だ。
唯一の3歳馬レインボーライン(栗東・浅見秀一厩舎、牡)はアーリントンCを勝ち、NHKマイルCでもメジャーエンブレムに0秒1差と迫る3着で能力の高さをアピール。札幌は3戦1勝2着2回とコース適性もあり、54キロの斤量でどこまで古馬に太刀打ちできるか注目される。
昨年の2、3着馬ヒットザターゲット(栗東・加藤敬二厩舎、牡8歳)、ダービーフィズ(美浦・小島太厩舎、牡6歳)は当時ほどの勢いはないが、洋芝適性が高いだけに侮れない。
堀厩舎は、モーリスだけでなくネオリアリズム(牡5歳)もエントリーしてきた。条件戦ながら、昨年は札幌でクリストフ・ルメール騎手とコンビを組み2戦2勝。今回もそのルメール騎手が手綱をとる。同世代のモーリスにとって、警戒すべき身内のライバルといえそうだ。
準オープンを連勝してきたレッドソロモン(栗東・庄野靖志厩舎、牡4歳)、メキメキと力をつけているロジチャリス(美浦・国枝栄厩舎、牡4歳)、大崩れがないハギノハイブリッド(栗東・松田国英厩舎、牡5歳)、距離ベストのスーパームーン(美浦・藤沢和雄厩舎、牡7歳)など伏兵陣も多彩。マイル王が新境地を開拓するのか、それとも中距離巧者が経験の差を見せるのか、夏のビッグイベントが大いに楽しみだ。
★札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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