まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
【日本ダービー80年史】(5)サニーブライアン逃亡劇
2,435
0
0
1964(昭和39)年夏。東京の地元、国立のコニー劇場という映画館でダービーを見た。そのニュースフラッシュのシンザンは、いまでもまぶたに焼きついている。翌年のダービー当日、毎年夏休みにアルバイトをしていた府中の氷店主から呼ばれた。競馬場に大量の氷を納めるために。午後、業務用の自転車で売店に氷を届けていざ観戦となったが、雨傘だらけで何も見えない。仕方なく1コーナーの人垣の外に自転車を置いて荷台に立った。
キーストン! キーストン! キ~スト~ン!
雨空にこだまする“ペンシルベニア超特急”(愛称がキーストン)の絶叫、連呼とともに、純白の帽子がさっそうと駆け抜けた。2馬身ほど後ろに迫った緑帽(〔6〕枠)は泥まみれで、それがダービー賞金より高額でレース直前に新たな馬主へトレードされた大本命ダイコーターだった。
5年後、サンスポに拾われて最初に見たのが、馬とは思えないネコ科の野獣のような追い込みで魅せたタニノムーティエ。タニノハローモア、タニノチカラなどの取材も通じてカントリー牧場の“強さ”に魅せられ、2007年にウオッカへ確信の◎を打ち付けた。
97年のサニーブライアンの◎にも伏線がある。皐月賞を勝ったにもかかわらず、6番人気の低評価だった。
サニースワロー。メリーナイスが6馬身差で圧勝した87年の超人気薄2着馬(複勝4680円)で、その全妹サニースイフト(父スイフトスワロー、母サニーロマン)こそサニーブライアンの母だった。
「おい、大西。馬、怖がるところあるから、ぶっ叩いてハナ切るくらいの気持ちで行け!」。レース直前に蛯沢淳二調教助手から耳打ちされた大西直宏騎手は「3コーナーでインを突いたら馬なりで先頭、興奮しました、ダービーで先頭に立っているんだ!」。◎大西・サニーブライアンは先頭に立ったままゴールイン!
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|