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【ジャパンC】ジェンティルVのシナリオ


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 国際招待レースのGIジャパンカップ(芝2400メートル)が25日、東京競馬場で行われる。注目の1頭が今年の3冠牝馬ジェンティルドンナ(栗東・石坂、3歳)だ。日本最強馬オルフェーヴルやフランスの凱旋門賞馬ソレミアなどが参戦する中、優勝すれば3歳牝馬では初で、GI年間4勝も牝馬初となる快挙。果たして勝算は!?

 ジャパンカップ(JC)と同じ東京芝2400メートルのオークスを2分23秒6(良)のレースレコードで制覇。タイムは翌週のダービーを0秒2上回っており、2003年の東京競馬場の馬場改修以降、過去9回のJCの勝ち時計と比べても3番目の速さだ。直線は独走でマークしたものだけに価値が高い。今回の斤量はオークス時より2キロ軽い53キロ。心身の成長を加味すれば時計短縮は可能だ。

 日本の3歳牝馬はJCで優勝歴こそないが、1996年の秋華賞ファビラスラフインは、後にドバイワールドCを制するシングスピールにハナ差の2着と善戦。牝馬といえばデインドリーム(ドイツ)は昨年の凱旋門賞を3歳で制しており、ジェンティルドンナも今回、斤量差や舞台適性を生かせば戴冠の可能性は十分だ。

 ◆3歳牝馬2着が最高

 ジャパンCで日本馬のうち3歳牡馬は3頭が優勝したが、3歳牝馬は1996年ファビラスラフインの2着が最高。海外の3歳牝馬も制覇していない。牝馬は過去に5頭が優勝。このうち日本馬は2009年のウオッカと11年のブエナビスタで、当時いずれも5歳だった。JRA・GIで4勝以上を挙げた牝馬は7勝のウオッカ、6勝のブエナビスタ、5勝のメジロドーベルアパパネ、4勝のダイワスカーレットと計5頭いるが、GI年間勝利数は3勝が最高。牡馬ではテイエムオペラオーが2000年にGIで年間5勝をあげている。

 ◆豆知識

 競馬の負担重量は騎手の体重と衣服、ブーツに調整用鉛を加えたもので、保護ベスト(1キロ)、ステッキ、ヘルメットは対象外になる。

 ジャパンCの負担重量は3歳55キロ、4歳以上57キロ、牝馬はそれぞれ2キロ減で、3歳牝馬のジェンティルドンナは53キロで出走できる。

 一般的に1キロの影響は1600メートル未満で1/2馬身、1600メートルから2000メートルで1馬身、2000メートルを超えると2馬身程度あるといわれる。1馬身はタイムにして0秒2。ジャパンCと同じ東京芝2400メートルのオークスを55キロで2分23秒6(良)をマークして勝ったジェンティルドンナは、53キロなら単純計算で2分23秒2で走れることになる。レース&日本レコードは2005年アルカセット(英国)の2分22秒1(良)。

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