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5月21日の京都11Rで行われた第23回平安S(4歳以上オープン、GIII、ダート1900メートル、15頭立て、1着賞金=3600万円)は、太宰啓介騎手騎乗の1番人気アスカノロマン(牡5歳、栗東・川村禎彦厩舎)が1分56秒2(良)のタイムで鮮やかに逃げ切り、重賞2勝目を挙げた。
ハナを奪った同馬は楽な手応えで直線に向かうと、さらに力強く脚を伸ばし、2着争いを尻目に5馬身差をつけて圧勝。2着は3番人気クリノスターオー、さらにアタマ差の3着は4番人気クリソライトだった。
アスカノロマンは、父アグネスデジタル、母アスカノヒミコ、母の父タバスコキャットという血統。北海道新冠町・(有)新冠タガノファームの生産馬で、豊田智郎氏の所有馬。通算成績は21戦7勝。重賞は2016年の東海S・GIIに次いで2勝目。平安Sは、川村禎彦教師、太宰啓介ともに初勝利。
◆太宰啓介騎手 「ハナに行くと思った馬が行かなかったので、それならポジションを取ろうと思いました。圧勝? きょうは1番人気だったし、馬も騎手もあせったというか、もう少し余裕を持ってもよかったかもしれません。(GIへ向けて)もう一段階、よくなると思いますよ」
★21日京都11R「平安ステークス」の着順&払戻金はこちら
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