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【エ女王杯】エリンコート復活秘策


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【エ女王杯】エリンコート復活秘策

 京都競馬場で11日に行われるGIエリザベス女王杯(芝2200メートル)で、復活へ大きな期待がかけられている馬がいる。昨年のオークスを制したエリンコートだ。不振が続く中、これまでの調整パターンを変更。秋の女王決定戦に挑む。「オークス馬ということを忘れられないようにしないとね」と笹田和秀調教師。創意工夫で約1年半ぶりの“戴冠”を狙う。

 昨年のオークスで栄冠をつかんだ後は、7戦して7着(2回)が最高。あとは2ケタ着順と長期間のスランプに陥っているエリンコートをよみがえらせるため、笹田調教師は“メス”を入れた。

 「2つ変えた。まず、(調教の)コース。これまでは背、腰の悪さを考慮してDPコースでやっていたが、背、腰も良くなってきたので負荷のかかるCWコースでやっている」

 ポリウレタン繊維やワックスなどを混ぜたキックバックの少ないコースから、ウッドチップを敷き詰めた力のいるコースへ変更。負荷がかかる分、体全体のパワーアップを見込める。

 1週前の10月31日には稍重のCWコースで6ハロン80秒2、ラスト1ハロン12秒6の好時計をマーク。併せ馬で鋭く抜け出した。「いい動きだったでしょう。前走で(4キロ)減っていた体も戻っている。状態はいい」。トレーナーは満足げだ。

 もう1つの工夫はメンタル面。「先週見てもらって分かるように、追い切りで騎手が乗った。何のクセもない馬なので、(今までは調教で)こっち(調教助手)が乗り、騎手を乗せたことがなかった。騎手が乗ることによって走る気持ちを取り戻せば」。1週前追い切りの動きの良さは、陣営の狙い通り、闘争心を刺激されたためかもしれない。

 「去年の春に比べると力は衰えているのか、今回いいところを見せてくれるのか。オークス馬だということを忘れられないようにしないとね。無論、今週もCWコースで池添騎手で追い切る」

 笹田調教師は変身策が復活につながると信じている。 (森本昭夫)

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