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ジェンティル一夜明け元気!あるぞJC参戦
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秋華賞で史上4頭目となる牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ(栗・石坂、牝3)は一夜明けた15日、滋賀県栗東トレセンの自厩舎で疲れを癒やした。大激戦だったが、リラックスしており、陣営は安堵の表情を見せていた。
ジェンティルドンナは石坂厩舎の洗い場で担当の日迫調教助手に甘えたり、前脚を突っ張ってネコのように伸びをしたりと、全休日をリラックスモードで過ごした。
14日の秋華賞は中団から直線で末脚を爆発させ、ヴィルシーナにハナ差競り勝って3冠制覇。わずか7センチのハナ差という薄氷を踏む勝利だっただけに「勝つのが当たり前のように言われていたし、岩田康騎手も強気な発言をしていたからね。勝ってくれてホッとした」と日迫助手は笑顔で振り返った。
レース後も異状はなく、「帰ってからも普通にカイバを食べているし、意外と息の入りが早かった。あんなスローな展開で最後に33秒1の脚で差し切ってくれて…。あれはすごい。馬をほめてやりたい」と愛馬をねぎらった。
次走はまだ流動的ながら、エリザベス女王杯(11月11日、京都、GI、芝2200メートル)かジャパンC(11月25日、東京、GI、芝2400メートル)が候補に挙がっており、古馬と初対戦。JCなら、同じサンデーレーシングが所有するGI5勝馬オルフェーヴル(栗・池江寿、牡4)と戦う可能性もある。実現すれば、今年最高の盛り上がりを見せるに違いない。
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