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東京競馬場を舞台にした5週連続GIのトップを飾るNHKマイルカップ(8日、芝1600メートル)。その主役を務めるメジャーエンブレム(美浦・田村康仁厩舎、牝3歳)が4日、茨城県・美浦トレーニングセンターで追い切られた。強い風雨の中、5ハロン63秒8という一番時計をマーク。サンケイスポーツ調教評価で最高の「S」を獲得し、4着に敗れた桜花賞からの巻き返しを強くアピールした。
開門前から続く強い風雨の中、2歳女王が貫禄の一番時計を叩き出した。Wコースで追われたメジャーエンブレムが5ハロン(1000メートル)63秒8をマーク。桜花賞の雪辱に向けて、寸分の隙もない仕上げを印象付けた。
「桜花賞のときもいいと思いましたが、今回もいい動き。状態は高いところでずっと安定しています」
田村調教師が納得の表情を浮かべた追い切りは、大きく前を行く僚馬2頭を追走してのスタート。残り1ハロン付近でもまだ4馬身差があったが、500キロ近い馬格のスーパーガールには関係なかった。強い向かい風と重い馬場をものともせず、力強い脚どりでぐんぐん差を詰める。大きく先行した外の馬には1馬身届かなかったが、中の馬とは併入した。ラスト3ハロンは35秒6。これ以上は望めない究極の数字だ。
レース当週はソフトな追い切りにするのが牝馬の通例だが、「男勝りの女の子ですから」と指揮官が認める通りのハード追い。輸送を控えた桜花賞直前も5ハロン64秒7と攻めていたように、この馬にとってはルーチンだ。
だが、その桜花賞は1・5倍という圧倒的な支持を受けながら4着に敗れた。「他人(他馬)が作った競馬に参加させてもらう形。自分の競馬をすれば結果はどうだったのか…」とトレーナーは不完全燃焼に終わった一戦に悔いを残している。そのリベンジに選んだのは、牝馬同士のオークスでなく、「自分の競馬」ができるこの舞台だった。GI馬の誇りにかけて適距離では譲れない。
注目される位置取りについても、陣営の認識は一致している。「自分のペース、あの馬の競馬」と田村師が言えば、ルメール騎手も「ペースが大事」ときっぱり。逃げられなかったことが桜花賞の敗因ではなく、リズム良くペースに乗ることが好走の鍵とみている。道中速いラップを刻み、ラストもしっかりとまとめる本来の走りを見せれば、結果はおのずとついてくるはずだ。
「リベンジです。メジャーエンブレムともう1回、GIを勝ちたい」
雪辱にかけるルメールの意気込みは強い。3歳2月の牝馬としては圧巻の1分32秒5をマークしたクイーンCと同じ舞台。自分の形に持ち込めば敵はいない。自分の走りに徹して、“偉大なる象徴”の名声を取り戻す。 (芳賀英敏)
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桜花賞VTR 単勝1.5倍の圧倒的人気に推されたメジャーエンブレムだったが、スタートがひと息で、好ダッシュを決めた左右の馬に1馬身のビハインド。単騎逃げが濃厚とみられていたが、早々にプランが崩れた。さらに道中は前が壁になり、直線も外からかぶされて進路がない状態。何とかこじあけて伸びてきたものの、末脚勝負にかけたジュエラーなど上位陣の決め手に屈して4着に終わった。
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