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【2歳新馬】Fリシャール産駒がJRA初勝利
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8日の阪神5Rメイクデビュー(芝1200メートル)は国分優作騎手騎乗の1番人気ドリームマークス(牡、父フサイチリシャール、母ローレンシーバード、母の父セキテイリュウオー、栗東・藤沢則雄)が新馬勝ち。新種牡馬の父にJRA初勝利をプレゼントした。タイム1分9秒7(良)。
1馬身差の2着に4番人気ジンセイハオマツリ、さらに1馬身1/4差の3着に2番人気ハナズインパルスが入った。
好スタートから2番手に控えたドリームマークスは、抜群の手応えで4コーナーを回ると、逃げた2番人気ハナズインパルスを残り200メートルで捕らえて先頭へ。最後は外から迫ったジンセイハオマツリの追い上げを抑えてフィニッシュした。
ドリームマークスの父フサイチリシャールは05年の朝日杯FS(GI)など重賞3勝を挙げて種牡馬入り。現2歳が初年度産駒で、今回の勝利が産駒のJRA初Vとなった。
続く阪神6Rメイクデビュー(ダート1400メートル)では花田大昂騎手騎乗で8番人気の伏兵スリーフォスター(牡、父スズカマンボ、母ファンシースズカ、母の父Red Ransom、栗東・西橋豊治)が圧巻の追い込み劇を披露した。
スタートで出遅れ、レース序盤は大きく離れた最後方の追走だったが、3コーナー手前で一気にエンジン点火。4コーナーで先団馬群の直後まで差を詰めると、直線では目の覚める豪脚を発揮。最後は逃げ粘る1番人気グレイスフルリープに2馬身半差をつける完勝で、豪快に初陣を飾った。勝ちタイム1分27秒1(良)。上がり3ハロン37秒3は、2位のそれを1秒6上回る断トツの数字だった。さらに3馬身半差の3着には6番人気タイムアラウドが入った。
中山5Rメイクデビュー(芝1200メートル)ではディープ産駒が快勝デビュー。吉田隼人騎手騎乗の5番人気ワンダービリーヴ(牝、父ディープインパクト、母シルバーバレーガール、母の父Deputy Minister、美浦・尾形充弘)が中団外め追走から4コーナーで内に潜り込むと、コーナーワークで3番手までスルスルと進出。直線では馬群を割って内めから抜け出すと、中団から伸びた3番人気イムディーナに1馬身1/4差をつけてゴール板を駆け抜けた。勝ちタイム1分10秒3(良)。
さらに1馬身半差の3着に4番人気アキノハートが入り、1番人気クレバージョーイは逃げるも直線で脚色が鈍り6着に敗れた。
勝ったワンダービリーヴは近親にJCダートなどGI7勝をあげたカネヒキリがいる血統。
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