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【函館記念】パラダイス極めて楽に12秒5
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今年の函館開催を締めくくる函館記念の追い切りが11日、函館競馬場で行われた。前哨戦の巴賞を制したトウカイパラダイスは、Wコースで軽快な走りを披露。重賞初制覇へ向けて、万全の態勢を整えた。産経大阪杯7着以来のコスモファントムはWコースで力強く先着。3カ月半ぶりでも仕上がりは上々だ。一昨年の勝ち馬マイネルスターリーは、ダートでシャープな伸びを見せた。
前哨戦の巴賞を快勝して重賞初Vに挑むトウカイパラダイスが、青い空が広がる北の大地で、好気配を振りまいた。
「リラックスしながらも、集中して走っていました。前回と変わらずいい動きだったし、順調にきています」。柴山騎手が好感触を口にした。
函館競馬場の角馬場で入念に体をほぐしてから、Wコースで単走。鞍上と息を合わせて、軽やかなフットワークで加速していく。小回りのコーナーをスムーズに回って、リズムよく直線へ。最後まで馬なりで余力を残しながらも、ラスト1ハロンは12秒5とシャープに脚を伸ばした(5ハロンは70秒2)。性格がきついタイプだが、滞在効果で落ち着きがあり、馬体の張りも上々。心身ともにいい状態に仕上がった。
以前は行きたがる気性が災いしてスムーズさを欠くことがあったが、5歳を迎えて折り合いがつくようになり、今年3月に1000万下、1600万下を連勝してオープン入り。その勢いで臨んだ天皇賞・春こそ10着に敗退も、続くGII目黒記念で2着と好走して、地力アップを示した。前走の巴賞も好位で折り合い、直線で内から伸びて快勝。まさに充実一途だ。
「精神面の成長が大きいね。以前は自分勝手な馬で、変なところで力を使って消耗していたけれど、今は我慢が利くようになった。だから最後にいい瞬発力を使ってくれる」。5戦連続でコンビを組んでいる柴山は、確実な成長に目を細める。
芝2200メートル以上で4勝を挙げているように、もともと長めの距離が得意。前走から距離が200メートル延びるのはプラス材料だ。また、巴賞を57キロで勝って、今回は56キロ。ハンデもやや恵まれた感がある。田所秀厩舎の先輩エリモハリアーは2005年から07年まで函館記念を3連覇。厩舎にとっても相性のいいレースで、タイトル奪取のおぜん立ては整っている。
「1コーナーまでの距離が長い2000メートルの方が、競馬はしやすい。前回は強い競馬だったし、力がある馬だから洋芝も合う。ハンデもいいし、楽しみです」と柴山も意欲を見せる。6週間の函館開催は日曜日で終了。成長著しいトウカイパラダイスが、本格化した姿をアピールして今年の函館の最後を飾る。 (鈴木康之)
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