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【さきたま杯】クリムズン交流重賞4連勝
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第16回サンケイスポーツ賞さきたま杯(30日、浦和11R、指定交流、GII、サラ4歳上、選定馬、別定、ダ左1400メートル、1着賞金3100万円)岩田康誠騎乗で単勝1・5倍の断然の1番人気に推されたセイクリムズンが、好スタートからハナを切って直線で後続を突き放し、交流重賞4連勝を決めた。タイム1分25秒8(良)。先頭集団の内々を追走したナイキマドリードが2着。さらにクビ差の3着がトウショウカズンだった。
ダービージョッキーを背にしたセイクリムズンが楽に先手を奪い、そのまま後続を寄せ付けず8馬身差の圧勝。これで交流重賞4連勝と、6歳を迎えて破竹の快進撃だ。
「状態はすごくよかったし、ここまでディープブリランテと同じように、調教に乗ってきたからね」
つきっきりで調整してきたダービー馬を引き合いに出して、岩田康誠騎手は笑顔。騎乗停止期間中、セイクリムズンの調教にも積極的に騎乗して好調を実感しており、自信の騎乗でVに導いた。
服部調教師は「休養に入り、秋は東京盃からJBCスプリントへ」と、スプリント界の制圧をもくろむが「長い距離もこなせるように調教をしている」とさらなる可能性も探っている。充実セイクリムズンの挑戦はまだまだ続く。 (大貫師男)
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