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【天皇賞・春】ブレなしオルフェ12秒2
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現役最強馬が、復権への態勢を整えた。天皇賞・春の追い切りが25日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われ、オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)は坂路でパートナーに楽々と先着、サンケイスポーツの調教採点でただ1頭「S」評価を獲得した。前走の阪神大賞典はコーナーをスムーズに曲がれず2着。池添謙一騎手(32)=栗東・フリー=は「絶対に勝たせなければいけない」と、気を引き締めてGI5勝目に挑む。天皇賞・春は26日午後に枠順確定、27日に一部ウインズで金曜発売が実施される。
黄金色の馬体が、勢いよく弾んだ。昨年の牡馬3冠&有馬記念を制したオルフェーヴルが、滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で、楽な手応えのまま堂々とパートナーに先着。現役最強馬が、失態を演じた阪神大賞典(2着)の汚名を返上する準備を完了した。
バーディバーディ(牡5オープン)を2馬身ほど追走。前半こそ少し行きたがったが、すぐに落ち着いて、馬場の真ん中を真っすぐに駆け上がっていく。ラスト1ハロン手前で内から楽々と馬体を並べると、池添謙一騎手の手綱はほとんど動かないままで、4ハロン52秒4、ラスト1ハロン12秒2の好タイムをマーク。余裕たっぷりに1/2馬身、先着した。
目一杯の内容ではなかったが「先週(4ハロン51秒7)の時点で、体は仕上がっていたから。何もしないで上がってきたけれど、反応は良かった。前走時のような気負いは抜けている」と池添は納得の表情。池江泰寿調教師(43)=栗東=も「もう体はできているので調整程度。時計も速過ぎず遅過ぎず、ちょうどよかった」と笑顔を見せる。テンションが上がり過ぎてしまった前走を思えば、“静の調整”はプラスに出るはずだ。
阪神大賞典は2周目3コーナーで大きく外に膨れた影響で2着。昨春のスプリングSから続いていた連勝は6でストップした。約100メートルほどの距離ロスがありながら追い上げた内容はケタ外れの能力の証明だが、ファンの期待を裏切ったことは事実。11日に調教再審査(コーナーを曲がれるかが課題)をクリアし、池江寿師は「スタッフ、ジョッキーを含め、みんなで矯正してきた。(外に逃げる面は)完ぺきとは言えないが、何とかレース中に出さないようにやってきました。今回は強いオルフェーヴルを見せたい」と言葉に力を込める。池添も「前回と同じことはできない。絶対に勝たせなければいけない、という気持ち」と背水の陣で臨む構えだ。
スローペースになると行きたがる面を見せるオルフェーヴルにとって、3200メートルの長距離戦はベストではないが、「それでもねじ伏せないと、世界では通用しませんから」と池添はキッパリ。今秋の大目標である欧州最高峰レース、フランスGIの凱旋門賞(10月7日、ロンシャン、芝2400メートル)制覇に向けて、もう立ち止まるわけにはいかない。 (板津雄志)
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