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12日の中山7R3歳500万下(芝2000メートル)は、柴山雄一騎手騎乗の3番人気アジュールローズ(牡、美浦・古賀慎明厩舎)が2番手追走からしぶとく伸びてV。オープン入りを決めた。タイムは2分5秒3(良)。
圧倒的人気を集めたラグルーラが先手を取り、アジュールローズがピタリと2番手でマーク。岩手から参戦のイチダイがインの3番手につけ、さらにウインシンフォニアが続いた。淡々とした流れになるが、勝負どころでは後続も徐々に接近。直線は一団となっての決め手比べになる。粘るラグルーラをかわしてアジュールローズが先頭に立つと、外からステイパーシストが迫るが、これを振り切ってアジュールローズが先着。芝での初勝利を挙げ、オープン入りを飾った。3/4馬身差の2着は2番人気のステイパーシスト。さらに1/2馬身差の3着には7番人気のイチダイがしぶとく伸びて健闘している。
アジュールローズは、父ヴィクトワールピサ、母ヴィアンローズ、母の父Sevres Roseという血統。通算成績は4戦2勝となった。
柴山騎手は「ポンとスタートを出てくれましたし、馬もしっかりしていました。楽に先手を取ることができ、人気馬を見ながら運べました。勝負どころで一瞬、反応が悪かったですが、坂を上がってからエンジンがかかり、外から来られましたが余裕はありました。折り合いがつきますし、距離は延びても大丈夫でしょう」と冷静にレースを振り返っていた。
★12日中山7R「3歳500万下」の着順&払戻金はこちら
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