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【フェブラリーS】テスタマッタ豪脚V
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第29回フェブラリーS(19日、東京11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、ダート1600メートル、1着本賞金9400万円 =出走16頭)岩田康誠騎乗の7番人気テスタマッタが、大外から力強く脚を伸ばして2馬身差の圧勝でGI2勝目をあげた。1分35秒4(良)。連覇を狙った1番人気トランセンドは、本来の行きっぷりが見られず7着。ドバイワールドC(3月31日、UAEメイダン、GI、オールウエザー2000メートル)を前に惨敗を喫した。
「やってマッタ!!」
鞍上も驚くほどの大外一気が炸裂だ。砂上の熱戦をトップで駆け抜けたのは、王者トランセンドではなく、同じ6歳の7番人気テスタマッタ。馬上で高々と人差し指を突き上げた岩田康誠騎手は、相棒の首筋をポンと叩いて、喜びを爆発させた。
「トランセンドに勝てるなんて思ってもいなかったから、ビックリ。きょうは馬がひと回りもふた回りも逞しく感じたし、最後の坂を上がってからも力強かった」
セイクリムズンがハナを奪い、1番人気トランセンドが追走に苦しむ予想外の展開。ハイペースの中、テスタマッタは後方3、4番手。鞍上が背中を丸めながら懸命になだめて脚をためる。直線は引き絞った矢が解き放たれたように突き抜けた。
「決して折り合いはスムーズと言えなかったが、ケンカしながらでも意思疎通ができたかな」と岩田が笑みを浮かべる。テスタマッタとは一昨年に2着。2年越しでの見事な雪辱劇だった。
開業5年目でJRA・GI初勝利となった村山明調教師は「後ろのシルクフォーチュンが気になって、ドキドキしながら見ていた」。厩舎の初勝利、そして大井の交流GI09年ジャパンダートダービーをプレゼントしてくれたのがテスタマッタ。3歳でGIを勝った後は、右前ヒザの骨折やノドの手術。昨年の川崎記念を左肩跛行で取り消したこともあった。
「角居(勝彦)先生の下で、馬を優先に考えることを学んだ。故障が多い馬でしたから、こみ上げるものがありましたね」
馬の成長に合わせて大事に育ててきた。そして、6歳になり逞しくなった愛馬に、「ここまで取っておいた仕上げ」を施し、見事に華を咲かせた。
この後は登録している「ドバイワールドCに選ばれるなら前向きに考えたい」とトレーナー。6歳で再び輝きを取り戻したテスタマッタ。その可能性は無限に広がっている。 (板津雄志)
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