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6日の小倉10R萌黄賞(3歳500万下、芝1200メートル)は、藤岡康太騎手騎乗の3番人気バシレウスライオン(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が中団追走から馬群をスルスルと進出して直線もしぶとく伸び、2勝目をマークした。タイムは1分8秒3(稍重)。
ハートイズハートが二の脚を生かして先手を奪い、キチロクステージとショウナンマシェリが2番手を併走。その後ろにヒルダ、エクスペクトパレス、ペイザージュなどが続く。人気のミスズスターは後方2番手に置かれる形となった。直線に向くと、好位のインを追走していたヒルダが内から抜け出しを図るが、勝負どころでそつなく位置取りを上げていたバシレウスライオンがじわじわと迫る。粘るヒルダをバシレウスライオンがとらえてV。昨年9月の新馬戦以来となる2勝目を挙げて、オープン入りを果たした。1馬身1/4差の2着4番人気のヒルダ。さらに1馬身1/4差の3着には5番人気のバトルグランドリイが入っている。
バシレウスライオンは、父キンシャサノキセキ、母バシマー、母の父Grand Lodgeという血統。通算成績は6戦2勝となった。
藤岡康騎手は「馬場の内が荒れていましたが、苦にすることはなく、みんなが避けていたこともあって内をスムーズに進出することができました。最後までよく頑張ってくれました」と荒れ気味の馬場をスイスイとこなしたパートナーを称えていた。
★6日小倉10R「萌黄賞」の着順&払戻金はこちら
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