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【AJCC】血統診断


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 過去10年でレースの上がり3ハロンが35秒を切ったのは04年(34秒7)の1度だけ。ペースアップするラスト5ハロンあたりからゴールまで長く脚を使える持続力とスタミナが要求される。サンデーサイレンス系が過去10年で9連対し、全ての年で複勝圏内に入るなど好相性。その中でも、マーベラスサンデー産駒が3勝3着1回、アドマイヤベガ産駒が4度の3着以内と、しぶとく長い脚を使う中長距離向きの種牡馬が活躍する傾向にある。

 ブエナビスタ(父スペシャルウィーク)の半弟トーセンレーヴは父がディープインパクトで、スピードの持続力に優れ、中長距離向きのスタミナも兼備。ブエナは中山との相性はいいとはいえなかったが、半兄アドマイヤジャパン(父SS)は京成杯アドマイヤオーラ(父アグネスタキオン)は弥生賞を勝ち、先週の京成杯をディープ産駒のベストディールが制しており、今回が初となる中山も問題ない。

 09、10年の覇者ネヴァブションの父マーベラスサンデーは、SS系種牡馬の中でも特に成長力と持続力に優れるタイプ。06年の優勝馬シルクフェイマスも同産駒で、コース適性が高い。母系にも息の長い活躍をする馬が多く、9歳となった今年も侮れない存在だ。

 ゲシュタルトの父マンハッタンカフェも持続力に優れる万能タイプで、消耗戦にも強い。上がりがかかる中距離戦は最も得意とするところ。

 ナカヤマナイトの母系はやや底力に欠けるものの、パワーが豊富で、適度に時計がかかる冬の中山の芝は合う。母系は1800メートルあたりが得意だが、ステイゴールド産駒は距離に融通性があるので、2200メートルでも問題ない。

 キングカメハメハ産駒のルーラーシップは過去10年で勝利のないミスタープロスペクター系だが、母にエアグルーヴを持つ日本屈指の名牝系。総合的にバランスの取れた高い能力の持ち主だ。理想は東京や京都のような広いコースだが、能力の高さで中山も克服可能だ。 (血統取材班)

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