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マイルCSの追い切りが16日、美浦・栗東の東西トレセンで行われた。スワンSを快勝したリディルは、栗東坂路で4ハロン51秒5の好タイムをマーク。万全の態勢をアピールした。3歳馬のGIホース3頭も順調な仕上がりだ。安田記念優勝馬リアルインパクトは、美浦Wコースで力強い走りを披露。桜花賞馬マルセリーナ、NHKマイルC優勝馬グランプリボスも、それぞれ上々の動きを見せた。マイルCSは18日に枠順確定、19日に前日発売が行われる。
悲願のGI制覇へ態勢は整った。前哨戦のスワンSを制した勢いそのままに、リディルが坂路で軽快な動きを披露。2歳時に負った左第1趾骨複骨折から復活した素質馬が、最高の状態を維持して頂点奪取へ臨む。
「最後は緩めたらダメだと思ってきっちり追った。馬場が悪い中でも最後まで踏ん張っていたし、いつも通りのいい動き。前走と比べてもそん色ないし、やっぱり変わらないのが一番だから」
手綱から伝わる好感触に、小牧太騎手の笑顔が弾けた。最終追い切りは馬場状態が悪くなった後半の時間帯。序盤こそ脚ならし程度だったが、すぐにギアが切り替わる。最初の1ハロンを過ぎてから、1ハロン12秒台の高速ラップに突入。これだけ飛ばせばラストは失速しても不思議はないが、ここからがリディルの真骨頂だ。鞍上が肩ムチで“激励”を送ると、ブレることなく一直線にゴールまで駆け上った。ラスト1ハロン12秒9でまとめ、全体の4ハロンは51秒5。目一杯に仕上げた前走時(51秒0)に劣らない時計で好調キープを印象づけた。
「以前はボソボソとしか食べず牝馬みたいだったけど、やっと牡馬らしい食べ方になってきた。やっても減らなくなったから、いまは調教をセーブしなくてもいいし、たくましくなってきたね」
橋口調教師も今秋の充実ぶりに目を細める。春先は骨折から1年3カ月ぶりの復帰戦でも減っていた(マイナス8キロ)ように、思うように馬体が増えずに悩まされていた。だが、夏場の3カ月半の休養が奏功し、強い調教にも耐えうる体を作り出したことが、素質開花につながったのだ。
「ローズキングダムの朝日杯FS(09年)は勝てると思っていたけど、その時と同じ気持ちでいる」と小牧太は自信を隠さない。橋口調教師も「これまで勝ったGI(JRAで9勝)の中で一番手応えがあったのがスリープレスナイトのスプリンターズS(08年)だったけど、あの時と同じくらいの感触がある」とVを強く意識する。
京都芝は4戦3勝で、マイル戦は6戦4勝と舞台設定は申し分ない。さあ、大願成就へ機は熟した。完全復活を果たしたリディルが一気に新マイル王を襲名する。(瀬戸聡)
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