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牝馬3冠の最終戦、秋華賞(16日、京都、GI、芝2000メートル)の枠順が14日、確定した。特捜班は〔2〕枠(4)番のアヴェンチュラ(栗東・角居厩舎)に◎。春は骨折で棒に振ったが、復帰後は古馬相手のGIIIクイーンSを勝つなど、能力はここでもヒケを取らない。オークス馬トールポピーの全妹と血統的にも女王になる資格は十分だ。なお、秋華賞は15日に前日発売される。
最強チームが送り出す大器が、3歳牝馬3冠路線の最後のタイトルを獲る。決戦の舞台、京都芝2000メートルでもっとも結果を残している調教師、騎手、種牡馬を背景に持つアヴェンチュラが特捜班の本命だ。
「この馬は牝馬らしからぬファイティングスピリットの持ち主です」
数々の名馬を育てた角居勝彦調教師(47)=栗東=が、乙女のうちに秘めた闘志を、こう表現した。
ジャングルポケット産駒でオークス馬トールポピーの全妹。血統からもデビュー前から注目を集めていた。昨年6月のデビュー戦を快勝。札幌2歳S2着を経て臨んだGI阪神JFは、流れに乗りきれず4着。それでも直線で猛然と追い上げる脚に能力の片鱗(へんりん)をのぞかせた。しかし、その後、右ひざの剥離(はくり)骨折が判明。春のクラシックシーズンを棒に振った。
復帰した7月の漁火S(1600万下)では先輩牡馬に圧勝。そして8月のGIIIクイーンSで重賞初勝利を果たした。
「精神面の成長を感じますね。強めの調教は1週前にやって、今週はオーバーワークにならないように努めました。ためればためるだけ切れる脚を使えるし、いい状態でレースを迎えられると思います」。角居調教師は自信を持って送り出す。
今年3月のドバイワールドCをヴィクトワールピサで制して、世界の頂点にも立ったトレーナー。牝馬として64年ぶりにダービーを制したウオッカなどの名馬を育て、現在の日本競馬界でトップに君臨するといってもいい。秋華賞のタイトルはまだ手にしていない指揮官だが、この京都芝2000メートルは相性のいい舞台。今回もかなりの手応えを感じている。
復帰後2戦で手綱を取った池添謙一騎手がホエールキャプチャに騎乗するため、今回は現在、全国リーディング2位の岩田康誠騎手(37)=栗東・フリー=が鞍上に指名された。1週前追い切りに騎乗した岩田騎手は「函館や札幌で見たやんちゃなイメージとは違って、すごく素直だった。切れる馬だし、2000メートルも合うと思うよ」と好感触を持って本番へと向かう。
14日の枠順抽選で引き当てたのは〔2〕枠(4)番。過去15回の秋華賞で2勝を挙げている好枠で、しかも岩田騎手は08年にブラックエンブレムに騎乗して、(4)番から勝利に導いた実績がある。出場騎手の中で岩田騎手が京都芝2000メートルでもっとも実績を残しているのも心強い。
春のクラシックはこの馬不在の中で争われたもの。「最後の1冠には間に合いましたから、頑張りますよ」と角居調教師。苦しい春を耐え抜いたぶんだけ、秋は大きな飛躍のときにしたい。アヴェンチュラが京都で栄光をつかむ。 (特捜班)
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