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中央競馬の秋のGI第1弾、スプリンターズS(10月2日、中山、芝1200メートル)の追い切りが28日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われた。日本馬で実績最上位のダッシャーゴーゴー(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)は、坂路で抜群の動きを見せて4ハロン51秒8、ラスト1ハロン11秒7の好タイムをマーク。サンケイスポーツの追い切り採点で最上級の「S」評価を獲得だ。昨年は走行妨害で2位入線→4着に降着。今年こそスムーズなレースでVを射止める。
日本のエースが、万全のリハーサルを演じた。ダッシャーゴーゴーが、栗東トレーニングセンターの坂路で軽快な伸びを披露。GI初制覇に向けて臨戦態勢を整えた。
「シャープな動きでした。折り合いがついていましたし、1度使って、状態は確実に良くなっています」。見守った安田隆行調教師(57)=栗東=は納得の表情だ。ゆっくりとしたスタートから、気負うことなく、スムーズにペースアップ。ラスト1ハロンで鞍上がゴーサインを送ると、鋭い反応で一気に加速だ。力強くウッドチップを蹴り上げて、勢いに乗ってゴールを駆け抜けた。
全体の4ハロン51秒8も好タイムだが、ダッシャーの脚力のすごさは、ラスト1ハロン11秒7に表れている。これは、28日に栗東坂路で追い切った459頭の中で最も速かった。
「追い出してからの反応は良かったですし、気持ちもコントロールできている。最高の状態だと思います」。手綱を取った安田景一朗調教助手からは“絶好調宣言”が飛び出すほど。4歳秋を迎えてのパワーアップはめざましく、GI制覇に機は熟したといっていい。
前走のセントウルSは1番人気で3着に敗れたが、3カ月の休み明けが響いたうえに、外枠(15頭立ての14番)も厳しかった。「あくまでもGIを目指してきていますからね。(前走は)使ってよくなることを見込んでのものですし、力負けだとは思っていません」。体調面の上積みが十分にある今回、安田隆師は自信を持って大舞台へと送り出す。
昨年のスプリンターズS(2位入線→4着に降着)、今春の高松宮記念(4位入線→11着に降着)と、GIでは2度連続、走行妨害で降着となってしまったが、スプリント重賞3勝(2010年GIIセントウルS、11年GIIIオーシャンS、GIIICBC賞)の実力はトップレベル。今年はシンガポールのロケットマン、香港のグリーンバーディー、ラッキーナインと海外の強豪が集ったが、“国内最強”の声に応えるためにも、一歩も引くわけにはいかない。
「さすがに強い馬が来ました」と外国馬に敬意を表しつつも「ホームですから、いい結果を残したい」と安田調教師は意欲満々。スプリンターズSの後には、香港スプリント(12月11日、シャティン、国際GI、芝1200メートル)と海外遠征も見据えるだけに、今度こそGIタイトルを手にしたい。 (田中直成)
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