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31日の京都4R3歳新馬(ダート1400メートル)は、小牧太騎手騎乗の1番人気ヒーローメーカー(牡、栗東・森田直行厩舎)が直線で楽に抜け出して快勝した。タイムは1分24秒8(重)。
ピカデリーが先手を取り、ベリースコール、メイショウトヅガワが2、3番手を追走。さらにチカリータがこれを追い、メイショウバラード、ダイシンザーゲと続いて、人気のヒーローメーカーは中団からのレースとなった。4コーナーでは、外からチカリータが追い上げて先頭に並びかける。直線に入ると、外から先頭に立ったチカリータにヒーローメーカーが接近。直線半ばでヒーローメーカーはあっさりとチカリータをかわして先頭を奪うと、そのまま楽々と押し切って快勝した。2馬身差の2着は2番人気のチカリータ。さらに3馬身差の3着には6番人気のショウサングランドが入っている。
ヒーローメーカーは、父エンパイアメーカー、母スイートピグレット、母の父ブライアンズタイムという血統。祖母クロカミはGIII府中牝馬Sなど重賞2勝。いとこカミノタサハラはGII弥生賞の勝ち馬。
小牧騎手は「調教で乗って、走るのは分かっていた。走るね。息遣いが気になるけど、最後も楽だった」と会心のデビュー勝ちに納得の表情だった。
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