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09年の皐月賞馬アンライバルド(栗・友道、牡5、父ネオユニヴァース)が左前脚の屈腱炎を再発したため、現役を引退することが17日、わかった。
アンライバルドは09年12月の有馬記念15着後、左前浅屈腱炎を発症。幹細胞移植手術を行い、今年5月の金鯱賞(5着)で1年5カ月ぶりに復帰。今秋は産経賞オールカマー(9月25日、中山、GII、芝2200メートル)で始動の予定だったが、ノーザンファームしがらきで先週末に調教を行った後、脚部に腫れが見られ、屈腱炎の再発が判明。関係者が協議した結果、引退が決まった。今後は種牡馬入りの予定だが、詳細は未定。友道調教師は「近日中に帰厩させようとしていた矢先のことでした。残念ですが、種牡馬入りできるということなので、その子供たちに期待したいと思います」と無念の表情を浮かべながら、子供たちの活躍に思いを馳せた。
通算成績は10戦4勝で、重賞はGI皐月賞、GIIフジテレビ賞スプリングS(ともに09年)の2勝。獲得賞金は2億3647万9000円。
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