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【小倉記念】クリスタル、おいしい57・5


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【小倉記念】クリスタル、おいしい57・5

 今週は開幕週の小倉メーンの第47回GIII小倉記念を含む、3場の日曜メーンがすべてハンデ戦。さらに新潟の日曜準メーンの豊栄特別もハンデ戦で、WIN5対象レースは5レース中4レースがハンデ戦となっている。先週も函館記念や、新潟の柳都Sなどハンデ戦で波乱が起きており、とんでもない配当が出る可能性は十分。そこで、25日に確定したハンデを越智健一記者が検証。ハンデから狙える馬、危険な馬をあぶり出した。

 3連単40万円超となった函館記念や、300万円近い超大穴となった柳都Sでハンデ戦の怖さを改めて実感した。しかし、冷静に振り返ると、ハンデに“狙い目”のサインが出ていたことに気づく。

 函館記念を勝ったキングトップガンは、前走でGII目黒記念を勝ちながら準オープン馬のエドノヤマト(10着)と同斤の54キロだった。51キロの目黒記念から3キロ増とはいえ、重賞未勝利で55キロを背負った馬もおり、恵量といっていい。目黒記念が低レベルと判断された可能性もあるが、クビ差2着のハートビートソング宝塚記念で6着に健闘し、3着馬ヤングアットハートは降級した準OP戦を完勝。それを考えれば、美味しい馬だったといえる。

 印象として、1度つけられたハンデは、同じクラス内では大きく変動しない。勝てば当然、重くなるが、今回のキングの3キロ増が上限に近いだろう。同様に負けても簡単には軽くならない。ハンデを軽くするための出走を防ぐ意味もあり、しばらく大敗が続いてようやく1キロ軽くなる程度だ。函館記念2着のマヤノライジンは54キロでそこそこ戦いながら、今回は自己最軽量の53キロだった。そういう意味で狙い目はあったといえる。

 小倉記念のカギは、52キロで七夕賞を勝ったイタリアンレッドだろう。2キロ増なら引き続き好勝負と考えていたが、七夕賞が好メンバーだったせいか3キロ増。函館記念のキングと同じだが、牡馬の51キロ→54キロと牝馬の52キロ→55キロ(牡馬に換算すると57キロ)では大きく違う。小倉が得意な夏女も、オープンでの自己最重量では厳しいと考える。

 56キロで中京記念を勝ったナリタクリスタルの57・5キロは予想通り。コスモファントムと並ぶトップハンデだが、ナリタは他に昨年の新潟記念勝ちがあり、重賞2勝馬。七夕賞で57・5キロを背負い7着だった重賞1勝(今年の中山金杯)のコスモよりも上位に評価したい。その他は据え置きの馬が多いが、実績断然ながら1キロ減のヤマニンキングリーの56キロはラッキー。自己最軽量ハンデの53キロとなる9歳馬ホッコーソレソレーが、マヤノライジンのパターンか。(越智健一)

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