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【フェアリーS】“逃げの中舘”師、バーレルで重賞初V
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第32回フェアリーステークス(11日、中山11R、GIII、3歳牝馬オープン国際(特指)、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金3500万円 =出走16頭)1番人気リセエンヌ(7着)でも単勝5・7倍という混戦を制したのは、3番人気ビービーバーレルだった。石橋脩騎手に導かれてハナへ。最後まで脚いろは衰えず、1分34秒3(良)で鮮やかに逃げ切った。騎手時代に逃げ戦法が得意だった中舘英二調教師は、開業2年目で待望の重賞初制覇。1馬身3/4の2着に10番人気ダイワドレッサー、さらに3/4馬身差の3着に7番人気ダイワダッチェスが入った。
“逃げの中舘”の初重賞Vはやはり逃げ切りだった。3番人気のビービーバーレルが、まるで調教師自身が騎乗しているかのような鮮やかな逃走で、桜花賞への切符を手に入れた。
「ジョッキー時代はこういうときに『楽勝だよ』って思っていたけど、外から見ていると後ろの馬の伸びがよく見えてしまうんですね」
JRA通算1823勝(歴代10位)をマークした騎手生活には昨年2月末に別れを告げ、翌3月に厩舎を開業した中舘調教師が、苦笑いで初タイトルを喜んだ。
逃げ馬不在のメンバーで「逃げてもいいかなと、先生(中舘調教師)とは話していました」と石橋騎手。スタートを決めて、内の馬が控えるとみると先頭へ。後続を引きつけつつも、遅すぎず速すぎずの絶妙のペース配分で、後続を1馬身3/4突き放す完勝だった。
「いいリズムで最初のコーナーを回れたし、あとはこのリズムを崩さないようにした。4年ぶりの重賞勝ちは、長かったのでうれしいですね」
ジョッキーにとってはJRA・GI初制覇だった2012年の天皇賞・春(ビートブラック)に次ぐ重賞8勝目。昨年暮れに柴田政人厩舎からフリーとなったばかりだけに、喜びもひとしおだ。
トレーナーも勝利の味をかみしめる。
「重賞初勝利というよりも今年の初勝利がうれしい。今後のローテはオーナーと相談しますが、『桜花賞へ行けるね』と言われたので、『ハイっ』と返事しておきました。まだ挑戦者ですけど、強い馬に立ち向かう格好はできたかな」
クラシックへ夢が広がる中舘師。個性派騎手だったトレーナーが育てる個性派ビービーバーレルが、桜戦線でもアッと驚く快走を見せてくれそうだ。(柴田章利)
★11日中山11R「フェアリーS」の着順&払戻金はこちら
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