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第28回エプソムC(12日、東京11R、GIII、3歳上オープン国際、別定、芝1800メートル、1着本賞金4100万円=出走18頭)東の大器と噂される素質馬が、それに違わぬ強さを見せつけた。1番人気ダークシャドウが、直線で馬場の内めから堂々と抜け出し、2馬身1/2差で重賞初Vを決めた。タイム1分47秒3(良)。福永祐一騎手は昨年のセイウンワンダーに次ぐ連覇。堀宣行調教師は安田記念のリアルインパクトに次ぎ、2週連続重賞V。勢いある厩舎から、新たなヒーローが登場した。
関東からGI候補生の誕生だ。1番人気の4歳牡馬ダークシャドウが2馬身1/2差の完勝劇。重賞初勝利とは思えぬほどの強さで、秋の飛躍に向けた土台作りを完了した。
「強かったですね。前走はGIを走った馬といい競馬をしていたし、秋にGIをにぎわす馬だと思っていたんです。ここは落とせないと思っていました」
勝って当然。そう言わんばかりに振り返る福永祐一騎手の口ぶりには、余裕さえ漂う。そのとおり、レースは力が一枚上の内容だった。「スタートだけ気をつけました」と神経を集中して互角にゲートを出ると、好位をスムーズに追走。良馬場とはいえ、前日までの雨で力がいる馬場。「内が悪いが、そうかといって外が伸びる状態でもない」とユーイチは見抜き、内めで脚を温存だ。
楽な手応えで直線を向き、残り2ハロンで前が開くと、あとは独走。前走の産経大阪杯で、のちの春の天皇賞馬ヒルノダムールとハナ差の接戦を演じた力は、やはり本物だった。これで東京では4戦4勝。得意なコースでGIIIならば、負けるわけにはいかなかった。
美浦の堀宣行調教師は、前週の安田記念でリアルインパクト、ストロングリターンが1、2着を独占したばかりで、またも重賞V。今年重賞4勝目は、栗東の池江泰寿調教師の5勝に次ぐ2位(4勝はほかに安田●(=隆の生の上に一)行調教師)。西高東低の中で奮闘している。ダークシャドウは今回、中間にトモの疲れが出て一頓挫あったが、しっかり立て直して、この結果。飯塚知一オーナーも「仕上げがすごい」とうなった。
今後は夏休みの予定で、秋について飯塚オーナーは「毎日王冠(10月9日、東京、GII、芝1800メートル)から天皇賞・秋(10月30日、東京、GI、芝2000メートル)を目指したい」と青写真を描く。ユーイチも「秋のGIに期待が持てる内容だと思います」。東の大器ダークシャドウは、秋にはさらに上のステージで大きく羽ばたくはずだ。(黒田栄一郎)
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