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滋賀県・栗東トレーニングセンター、茨城県・美浦トレーニングセンターで25日、ダービーの追い切りが行われた。皐月賞2着サダムパテックは栗東坂路コースで4ハロン51秒4の自己ベストをマークして、サンケイスポーツ・調教評価は最高の「S」。万全の態勢を整えて頂点奪取に挑む。なお、皐月賞3着ダノンバラードは左前球節炎で回避が決まり、繰り上がってロッカヴェラーノが出走する。
頂上決戦へ向けて、究極の仕上げが施された。サダムパテックが栗東坂路で4ハロン51秒4の“自己ベスト”をマーク。皐月賞2着からのVへと、夢を大きく膨らませた。
「状態がいいから、これだけの速い時計を出せる。今春はダービーを最大目標に、弥生賞から“ホップ、ステップ、ジャンプ”のつもりで仕上げてきた。今回はピークの状態です」
前日までの雨で、水分を含んだ重い馬場。その中での好時計に、西園調教師が絶好調を宣言だ。
併せ馬のパートナー、エイシンタイガー(牡5オープン)も調教では走る馬。それを全く問題にしなかった。スムーズに折り合いながら、徐々にペースを上げていく。ラスト1ハロンで岩田康誠騎手の右ムチが2発飛ぶと、瞬く間にタイガーを突き放す。ラスト1ハロンを13秒0でまとめて、最後は5馬身もちぎった。
この動きに、「落ち着きがあって、すごくいい状態。時計も出ているし、ひと追いごとによくなってきた」と岩田康も満足の表情を見せた。
皐月賞はスタートで少し後手を踏み、直線でも前が壁になる不利があった。オルフェーヴルには3馬身の差をつけられたが、勝負づけは済んでいない、というのが陣営の見解だ。父がフジキセキで距離を不安視する声もあるが、トレーナーは自信を持って送り出す。
「母の父エリシオは(2400メートルの)凱旋門賞を勝っているし、これまで乗った騎手も『距離はもつ』と言ってくれるので、心配していない。これほどの馬に出会うことはないと思うし、このチャンスを生かしたい」
朝日杯FS4着、そして皐月賞2着と、いずれも1番人気で戴冠に手が届かなかった。だからこそ、ダービーの勲章だけは、譲ることはできない。そして、屈腱炎のため皐月賞を目前に引退し、“幻の3冠馬”と呼ばれた父フジキセキだが、産駒はいまだ牡馬クラシックを勝っていない。これまでの雪辱を果たすとともに、父の夢を叶えるため、サダムパテックが晴れの舞台で激走する。(鈴木康之)
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