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【天皇賞・春】ヒルノダムール父子制覇!
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第143回天皇賞・春(1日、京都11R、GI、4歳上オープン国際、定量、芝・外3200メートル、1着本賞金1億3200万円=出走18頭)藤田伸二騎乗、7番人気のヒルノダムールが悲願のGI制覇を成し遂げた。道中は中団のインでじっと我慢。直線で持ち味の瞬発力を生かして、追い込んできたエイシンフラッシュに1/2馬身差をつけ、栄冠を勝ち取った。タイムは3分20秒6(稍重)。3着には早めに先頭に立ったナムラクレセントが粘った。1番人気のトゥザグローリーは折り合いを欠き、13着に敗れた。
もう“善戦マン”の面影は、どこにもない。強い4歳世代の一角を担うヒルノダムールが、悲願のGIタイトルを奪取。産経大阪杯で重賞初制覇を飾った勢いに乗って、一気に古馬の頂点へと登り詰めた。
「折り合いに心配がなく、自由自在に操れる馬。いつもより前で競馬をしようと思っていたし、これまでにないくらいスムーズに、理想通りの競馬ができた」。デビューから手綱を取る藤田伸二騎手が、会心の騎乗に胸を張った。
前半5ハロン64秒2という超スローの中、好位の内めをキープ。逃げ馬が二転三転する出入りの激しい展開となったが、パートナーを知り尽くす主戦が惑わされることはなかった。人馬が息を合わせてリズム良く進めると、3200メートルの攻略ポイントとなる2周目の3~4角の坂も、慌てずゆったりと下っていく。直線は反応よく伸びて抜け出し、最後は同世代のダービー馬エイシンフラッシュの追撃を振り切った。
「内枠(〔1〕枠(2)番)も良かったし、最高の乗り方をしてくれた。前走で重賞を勝ったことで、馬も自信を持ったみたいだね」と昆貢調教師は成長ぶりに目を細めた。
デビュー当初から、トレーナーが「クラシック3冠を狙える器」と評価していた逸材。レベルの高い世代の中にあって、GIどころか、重賞でも惜敗続きだったが、産経大阪杯の前から調教メニューを変更。CW中心から坂路に切り替えて、瞬発力と体力強化をはかり、詰めの甘さを解消した。
「これまで、無理せずに使ってきたのが良かった。4歳になってからビシビシ鍛えていこうと思っていたし、最後の抜け出す脚を見ても、坂路調教の効果があった」と指揮官は満足げだ。
父マンハッタンカフェは02年天皇賞・春の勝ち馬で、史上2組目となる同レース親子制覇を達成。次走は未定だが、今秋には父も挑んだ凱旋門賞(13着)が視野に入ってきた。
「今後は馬の様子を見てから決めるけど、海外に行くなら凱旋門賞しかない」とトレーナー。凱旋門賞(10月2日、仏ロンシャン)にはドバイWCを制したヴィクトワールピサも参戦予定。昨年の皐月賞で1馬身半先着を許した最大のライバルとの再戦が、世界最高峰の舞台で実現するかもしれない。(鈴木康之)
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