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【有馬記念ドキュメンタリー】歴史に名を刻めるかアクター


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【有馬記念ドキュメンタリー】歴史に名を刻めるかアクター

 美浦で有馬記念を取材する板津のもとに、「ケイアイエレガントが引退」という情報が入ってきた。急いで尾形充調教師のもとへ行くと、「もう情報が回ってきたの。早いね」とトレーナーは取材に応じた。

 尾形充師といえば、有馬記念連覇(1998&99年)を果たしたグラスワンダーが思い出される。

 「グラスワンダーは父がロベルト系で日本に合いそうと思ったし、芝でダメならダートを走らせればいいと思っていた。その馬が何億も稼ぎ、シンジケートを組まれて種牡馬入りするのだからね」

 グラスワンダーは4歳時の有馬記念スペシャルウィークとのハナ差の接戦を制した。「武豊が(先行して2着に完敗した)宝塚記念と乗り方を変えてきてね。次は勝つぞという感じで。そこに彼のすごさがある。やっぱり競馬はライバル関係があってこそ盛り上がる。スペシャルを管理していた白井さんとも気持ちのいいライバル関係だった」と語り継ぐがれる名勝負を懐かしそうに思い起こす。

 今年の有馬記念にはそのグラスワンダーの孫にあたるスクリーンヒーロー産駒のゴールドアクターが参戦。祖父のように歴史に名を刻めるか。

 柴田は金曜日も栗東の“坂路小屋”へと足を運んだ。今週だけで何度目だろうか。

 いつものように記者に囲まれて話している音無調教師。リアファルの状態の良さを確認すると、話は前日の枠順抽選に。「ルメールと“L”がええな、と話しとったんや。それなのにいつまでも呼ばれへんから取られてしまって、それが(4)番枠やろ」と嘆く音無師。「でもルメールは(8)番か(10)番がいい、といっとった。あんまり内は嫌みたい。そういう意味では(12)番なら、彼の希望に近いな」と、冗談を交えて話していた。あとは隣のキタサンブラックの出方次第か、と柴田は話を聞きながら考えていた。

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